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黄禹錫教授、「韓国と外国の研究成果はペレとアマチュアの開き」

黄禹錫教授、「韓国と外国の研究成果はペレとアマチュアの開き」

Posted June. 14, 2005 03:12,   

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黄禹錫(ファン・ウソク)ソウル大学碩座教授は11日、胚性幹細胞の研究を支持する人たちが集まった米ヒューストン・ベイーラー医科大学で、これまでの研究成果や今後の可能性について講演した。

講演を聴いた科学者や医者、市民団体の関係者ら150人余りは、一斉に起立し、大きな拍手を送って敬意を表した。

会場の内外では難病患者たちが同教授の研究に大きな期待を寄せている。ブルラゴイェビチ・米イリノイ州知事の義父と名乗った老紳士は、黄教授に「5分間だけでもいいから会いたい」と思ってシカゴから飛行機でヒューストン入りした。朝早くから黄教授が泊まっているホテルで待ち構えていた老紳士は、会場に向かう同教授に会い、難病を患っている妻に希望を抱かせてほしいと頼んだ。

また、周辺のホテルから会場への出席者を乗せたバスの中では、幹細胞研究の支持団体代表が、車寄子の女性障害者の脇を守りながら、「もう心配はいらない。黄博士が来たのだから」と話す場面もあった。

同夜、ヒューストンのマリオット・メディカルセンターホテルで開かれた遺伝学政策研究所(GPI)の「グローバル業績賞」の授賞式では、初の受賞者として同教授が主人公になった。

その席でシェリル・トレビスさんは、「多重硬化症の娘が健康を取り戻すことが、唯一の生きる希望だ。黄教授の講演を聴いていてそれが現実のものになるかと思うと、涙が出てきた」と話した。

これに先立ち8日には、米国に居住する韓国人の特許専門家がワシントン・メクーリン・ヒルトンホテルに集まり、黄教授を助けるための知的財産権の戦略支援チームを発足させた。同戦略支援チームは李テクス・李ソンヒ弁理士、金ジュミ・ハンサンジュン弁護士、ジョージタウン大の李ソンウ客員研究員(元特許庁遺伝工学課長)らからなっている。

黄教授は現地での韓国記者とのインタビューで、「世界有数の外国研究陣もソウル大学の研究室で胚芽幹細胞を抽出するための核移植作業を見た後は、みんな手をあげてしまう」と話し、韓国と外国の研究成果の違いを「ペレのサッカーとアマチュアサッカーの違い」に例えた。