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海外の不法滞在韓国人が26万人 米国に18万人と最多

海外の不法滞在韓国人が26万人 米国に18万人と最多

Posted October. 21, 2005 03:04,   

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海外に不法滞留している韓国人が26万5000人あまりに上ることが確認された。

外交通商部(外交部)が国会・統一外交通商委員会に提出した国政監査資料によると、今年8月末現在、海外に不法に滞留している韓国人は26万5031人だった。

大陸別には、北米・中南米に19万2989人、アジア太平洋地域には7万1451人、欧州に517人、中東・アフリカに54人が不法滞在している。

国家別には、米国に18万人と一番多く、日本=4万3151人、フィリピン=2万3000人、カナダ=1万、オーストラリア=2619人、メキシコ=2400人、中国=2230人の順だった。

しかし、フィリピンの場合、査証なしに入国した後、ワイロ提供などでビザ問題を解決するケースが多く、実際の不法滞留者は外交部資料を上回るものと推定される。

一方、麻薬の取り引きなどで海外に収監されている韓国人は435人であり、殺害被害や強盗など、去年1年間に海外在住の韓国人が巻き込まれた事件・事故は2132件だった。

最近、各国は、不法滞留者に対する取り締まりを強化する傾向を見せている。米議会は先月、国境地域の取り締まり要員を1000人増員する法案を承認しており、マイケル・チャートフ米国土安全保障長官も「『検挙後釈放』政策に終止符をうち、不法入国者は例外なく本国に帰す」と強い姿勢を示している。



redfoot@donga.com