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韓国、米国の友邦としての重要性減る

Posted November. 19, 2005 08:28,   

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韓国が今後、米国の友邦、あるいはパートナーとしてさらに重要になると考えている米国人はほとんどなく、むしろ重要性が減ると判断している専門家が多いことがわかった。

米国人の74%は、北朝鮮が核兵器を保有していると信じており、3人のうち約2人が北朝鮮の核開発計画について「米国に対する深刻な脅威」と受けとめている。米世論調査機関のピューリサーチセンターは先月、米一般国民2006人と各界の専門家520人を対象にアンケート調査を行い、16日、こうした内容を発表した。

△韓国についての認識〓専門家集団では「韓国が今後、アジアで米国の友邦、あるいはパートナーとして、さらに重要な国となるだろう」との回答は0〜6%にすぎなかった。いっぽう「米国にとり、以前に比べあまり重要でなくなる国」を尋ねた質問には、韓国を選んだ安保専門家が、フランス(18%)の次に多い14%にものぼった。

大半の専門家らは、アジア各国のうち、人口と経済成長を理由に、中国とインドがさらに重要さを増すと回答した。日本が、欧州連合(EU)・ロシアとともに、さらに重要なパートナーになるだろうと判断する専門家も多かった。

△北朝鮮についての認識〓北朝鮮の核開発計画は、米国にとって重要な脅威になる、という一般国民の回答は66%にものぼった。専門家集団の中では、マスコミ分野が72%で最も高く、科学分野が42%で最も低かった。

それに次いで、イランの核開発計画、中国の超大国への浮上、インド・パキスタンの紛争、中国・台湾間の軍事的衝突、という回答が多かった。米国人たちは、北朝鮮(13%)をイラク(18%)、中国(16%)、イラン(9%)とともに、米国にとって最も脅威的な国家だと認識していることが、調査により明らかになった。01年の調査では、北朝鮮を最も脅威的だと回答した米国人は1%だった。



maypole@donga.com