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女性の経済活動と就職放棄者の増加

Posted January. 17, 2006 03:59,   

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これといった理由なく自宅で過ごしたり、就職活動自体をあきらめたりする人(ニート、NEET)が大幅に増加している。これは、働き口がないから動き回っても無駄と考える人が増えた、ということを意味する。

いっぽうで、女性の経済活動参加率は、昨年、過去初めて50%を突破した。

16日の統計庁の発表によると、昨年の非経済活動人口のうち、就業計画がなく「休んでいる」との回答は123万8000人にのぼり、04年(103万3000人)より19.8%増加した。

これにより、非経済活動人口は04年の1430万人から、昨年の1455万7000人へと1.8%増えた。非経済活動人口は、満15歳以上の人口の中から、就業者と失業者を引いたもの。

統計庁雇用福祉統計課の崔然玉(チェ・ヨンオク)課長は「非経済活動人口のうち、計画がなく単に休む状態の人が著しく増えているのは、雇用事情の悪化により、就職に向けた努力をしなくなったためだ」とし、「その中には、休む理由を具体的に語ることを忌避する人も相当数いるだろう」と話した。

また、昨年の非経済活動人口のうち就職をあきらめた人は12万5000人にのぼり、最近5年間で最多。

「就職放棄者」は、調査時からこの1年間、入社願書を提出するなど就職活動をしたが、働き口がなく、現在は就職を断念している人。専門家は、ニートや就職放棄者が増えれば、長期間にわたって経済活動をしない人がそのぶん多くなり、成長潜在力が委縮する可能性もあると指摘する。

韓国経済研究院の許賛国(ホ・チャングク)先任研究委員は「失業者が多いということは、就職を希望する人が多いという意味で肯定的な側面もあるが、単に(計画なしに)休む人が多いということは、経済に対する失望感から自暴自棄に陥った人が多いことを意味する」と説明した。

昨年の非経済活動人口は、△家事、△教育、△老齢、△育児、△心身の障害、△就業の準備、△進学の準備などの理由から、経済活動をしていないことがわかった。



legman@donga.com