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ウェルカム・ツーSoul

Posted January. 18, 2006 03:00,   

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「我々のルーツはレイ・チャールズで、我々の音楽の源泉はジェイムズ・ブラウンだ」

最近発売した7集で、ビルボード・アルバムチャート第1位に上がった黒人女性歌手、メイ・ジェイ・ブライズ。米国内だけで1000万枚の音盤販売を記録したアル・ケリーなど、「売れっ子」黒人ミュージシャンたちが口をそろえて言う。

黒人音楽の「大先輩」であるミュージシャン、レイ・チャールズとジェイムズ・ブラウンの音楽が、韓国の舞台に響き渡る予定だ。一つは楽しい来韓公演で、もう一つは、追慕公演形式で進行される。

●73歳のお爺さんのソウル…ジェイムズ・ブラウン

「ポップの皇帝」マイケル・ジャクソン。「Moonwalker」「BillyJean」ダンスを流行させた彼が、幼い頃に好んで踊ったダンスは、いわゆる「犬足ダンス」と呼ばれるジェイムズ・ブラウンの「アップテンポステップ」だった。04年、「Yeah!」で12週間1位を占めた黒人スター、アッシャーもやはり、「私の偶像はジェイムズ・ブラウン」と言った。

「ソウル・ミュージックの代父」、「黒人ファンキー・ミュージックの先駆」などの修飾語で、後輩歌手たちに尊敬されるジェイムズ・ブラウンが来月24日午後8時、ソウル蠶室(ジャムシル)室内体育館で初の韓国公演をする。

彼のヒット曲のうち韓国人に最も聞き慣れたのは、韓国の広告に挿入された「I feel good」。1956年、「please. please. please」でデビュー、「try me」などをヒットさせた彼は、叫ぶような唱法と、彼ならではの絢爛なダンスで人気を集めた。1986年、ロックンロール名誉の殿堂登載、1992年グラミー賞功労賞受賞などの経歴は、音楽界での彼の位相がどうなのかを物語ってくれる。

今回の韓国公演で、彼は「get up」や「make it funky」などを歌いながら、素晴らしい舞台を披露する予定だ。今年は彼のデビュー50周年。しかし、この73歳のお爺さんは相変わらずラッパズボンをはき、脚を震わせている。彼の実力通り…。公演に関するお問い合わせは02ー3141ー4956。

●レイ・チャールズのために… ギターで復活するソウル・ミュージック

04年6月、73歳でこの世を去った視覚障害者歌手レイ・チャールズがギターで復活するという。パット・メセニー、ビル・フリーゼルなどと共にジャズ・ギターリストの最高峰と言われたジョン・スコフィールド(55)が3月3日午後8時、ソウル世宗(セジョン)文化会館大劇場で、レイ・チャールズの音楽を演奏する『John ScoField - Plays the music of Ray Charles』公演をする。

今回の公演は、ジョン・スコフィールドが昨年6月発表したレイ・チャールズの追慕アルバム『That`s what I say : Plays he music of Ray Charles』を記念する意味を持つ。「I Can`t Stop Loving You」、「Hit The Road Jack」などレイ・チャールズのヒット曲が、スコフィールドのジャズ・ギター演奏で聞ける。

特に今回の公演では、ハーモニカ演奏者のチョン・ジェドクがオープニングステージに上がり、公演前にジョン・スコフィールドが直接講義する「ギター・クリニック」など、各種イベントも準備されている。公演に関するお問い合わせは02ー563ー7110。



bsism@donga.com