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豊かな女性たち「衣服を買うために…」

Posted March. 09, 2006 03:00,   

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豪州のある音楽大学でピアノを専攻するK(26、女性)氏は昨年12月、冬休みを迎え帰国した。親が用意してくれたソウルの高級マンションで兄弟と一緒に暮らすようになったK氏は帰国直後、S結婚情報会社に連絡した。

K氏はこの会社の紹介で、1月6日午後5時頃、ソウル松坡区蚕室(ソンパグ・チャムシル)駅近くのコーヒーショップで、T建設会社の理事S(49)氏に会った。K氏は15万ウォンを受け取り近くのモーテルでS氏と性関係を持つなど、半月で24回の性売買を通じて300万ウォンあまりを得た。

K氏は昼には中高校生にピアノを教え、夜には1回に13万〜20万ウォンの性売買を通じて金をかせいだ。

K氏のように生活費を用意するためではなく、より豊かな生活のために性売買に出た女性たちが摘発された。

ソウル龍山(ヨンサン)警察では8日「先月、摘発したS結婚情報会社の男女会員800人あまりのうち、身元が確認された男性60人と女性40人を調査した」とし「男性会員は大学講師とベンチャー会社の社長などだったし、女性会員は留学生、大学生、主婦などだった」と明らかにした。

警察関係者は「調査を受けた女性のうち、70%以上が豊かな生活をしながら衣服や化粧品を買うために性売買をした20代」とし「このうち中型車を持っている人も数人いた」と言う。

警察は先月14日、2004年8月から性売買を斡旋(あっせん)し、2億5000万ウォンの不当利得を得た疑いで、S結婚情報会社の代表ナム某(45)氏を拘束し、性売買をしたユ某(43)氏など6人を在宅起訴した。警察は調査を終えたこの会社の会員100人あまりを来週検察に送致する予定だ。



ditto@donga.com