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米国でBSE感染が疑われる牛が再び見つかる

米国でBSE感染が疑われる牛が再び見つかる

Posted March. 15, 2006 03:03,   

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米国でBSE(牛海線状脳症)に感染した牛が再び見つかったことにより、今年3月下旬に予定されていた米国産牛肉の輸入再開が先送りされる見通しとなった。

農林部は14日、「米農務省から、アラバマ州で飼育された牛がBSE検査の結果陽性だったと通知を受けた」と伝えた。

その牛は生まれてから10年経ったとされるが、正確な年齢・出生地は調査中だ。

牛の年齢が重要な理由は、それによって、米国産牛肉の輸入再開の是非が判別できるからだ。

今年1月、韓米両政府が米国産牛肉の輸入再開に合意したことによって、その牛が98年4月以前に出生したとすれば、輸入再開の日程はそのまま進められるが、その後に出生したとすれば、輸入再開計画は白紙に戻される。

今回の牛は、米国で確認された3度目のBSE感染牛となる。03年12月、ワシントン州に持ち込まれたカナダ産の牛からBSE感染が初めて確認されており、昨年6月にはテキサス州の牛からBSE感染が発見された。



sublime@donga.com srkim@donga.com