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コスダック再審査、シミュレーションで48%が脱落

コスダック再審査、シミュレーションで48%が脱落

Posted April. 21, 2006 02:59,   

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東亜(トンア)日報チームが、昨年の実績を基準に12月決算のコスダック登録企業の831社全体に対し「仮想登録審査」を行った結果、48%である402社が基礎審査さえ通過できないことが分かった。

コスダックに登録するためには、△資本食い込みがあってはならない、△経常黒字を出さなければならない、△業種別に決まった自己資本利益率(ROE)と純利益の基準を通過しなければならない。

しかし、登録企業のうち、199社が経常赤字、75社は資本食い込み、128社はROEと純利益の基準に達しないことから、「仮想登録審査」を脱落した。

この3種の基準は、コスダック登録のための最小限の条件であるため、実際に再登録審査を行った場合、これよりもっと多くの企業が資格不充分リストに追加されるものとみられる。実際の審査では市場性、収益性、負債比率、技術力などを総合的に判断する「質的審査」を通過しなければならない。

このようにコスダック市場に不健全企業が溢れていても、いざとなると、資格不充分で登録抹消される企業はほとんどなく、証券市場の混濁をあおっているという批判も出ている。

証券先物取引所によると今年に入って現在までのコスダック市場退出企業は4社で、昨年同期間に23の退出企業があったことに比べると、大きく減少した。

不健全企業が制度の弱点を巧みに利用し、終盤で売上げを脹らましたり、違法増資をしたりする方法などで退出を兔れる事例が増えたからだ。

不健全企業の証券市場からの退出は、12月決算法人の実績決算が終わる4月に大部分行われる。

今年の売上げ不振、資本食い込み、監査意見の拒絶などで証券市場からの退出危機にみまわれ、取り引き中止になったコスダック登録企業は10社だった。しかし、6社は「終盤の逆転」を通じて証券市場に生き残った。



roryrery@donga.com