ヒル米国務次官補(東アジア太平洋担当)は2日、「北朝鮮は(2400万ドルの)凍結資金を問題視することで、毎月少なくとも8000万ドル相当の支援を受けられる機会を逃している」と述べ、6者国協議への早期復帰を促した。
ヒル次官補は同日、ワシントン市内で開かれたソウル−ワシントン・フォーラム昼食会の講演で、このように述べた。
ヒル次官補が言及した凍結資金は、マカオに所在する「バンコ・デルタ・アジア(BDA)」に預けられた北朝鮮資金のうち、マネーロンダリング(資金洗浄)の容疑がもたれている2400万ドルのこと。
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