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「韓国・タイ辞書初めての発刊、嬉しいです」

「韓国・タイ辞書初めての発刊、嬉しいです」

Posted May. 19, 2006 03:05,   

한국어

「両国の関係を強化するために、言語ほど重要なものはありません。韓国語とタイ語の交流が活発になれば、お互いをさらに理解することができ、関係も一段と良くなるはずですから」

タイの王立学術院のチンタナ・パンパック(57)事務総長は17日、言語交流の大切さを何回も強調した。

6泊7日の日程で1日に韓国を訪れた同事務総長は、これまで国立国語院、海外広報院、韓国外国語大学などを訪問した。同事務総長は「交流のきっかけを作ったのが最大の成果だ」とし「学術院傘下の多くの委員会を通じて両国の学術機関の交流増進案を準備する計画だ」と話した。

1933年に設立された学術院は首相直属の政府機関。学術院には100人ぐらいの専門家が所属している。

同事務総長は韓国外国語大学のタイ語科で10年の作業のあげく、今年末に「韓国語・タイ語辞書」を完成するという話を聞いたと嬉しがった。最初の韓国語・タイ語辞書だ。

「辞書発刊をきっかけにより多くの学生がタイ語に接することができたらと思います。タイ語を学ぶ韓国の学生より韓国語を学ぶタイの学生数がもっと多いですよ(笑い)」

タイ政府は、3月末に「韓国語・タイ語辞書の発刊事業」を支援するために、在韓タイ大使を通じて、研究基金50万バーツ(約1250万ウォン)を韓国外国語大学に伝達した。

同事務総長は「韓国には辞書編纂のための専門家集団がよく揃っているのに対し、タイはまだそうではない」とし「韓国をベンチマーキングしようと思う」と話した。

同事務総長は、タイの5つの大学が韓国語および韓国学を専攻講座に採択していると紹介した。しかし、タイの王室大学で最高大学であるチュラロンコーン大学にはまだ関連講座が設けられていないとし、大学側とこの問題について直接議論する計画だと伝えた。

しかし、同事務総長は最近、タイの複雑な政治状況については言葉を惜しんだ。「タイ国民は国王を非常に尊敬し愛する」「タクシン・チナワット首相は『リフレッシュの時間』を持っている」と短く言及した。



lycho@donga.com