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早ければ来月から高速道路ガソリンスタンド、ガソリン価格↓へ

早ければ来月から高速道路ガソリンスタンド、ガソリン価格↓へ

Posted June. 07, 2006 07:17,   

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早ければ来月から高速道路のサービスエリア内ガソリンスタンドのガソリン価格が値下がりする見通しだ。

高速道路のガソリンスタンドのオイル価格は、一般のガソリンスタンドに比べて、じりじりと値上がりしているという指摘の声が根強い。今年の1〜3月、高速道路のガソリンスタンドは、一般のガソリンスタンドより1Lあたり平均40.64ウォンが高い1511.53ウォンでガソリンを売った。

高速道路のサービスエリアおよびガソリンスタンド運営業者会の韓国高速道路休憩施設協会は6日、早ければ7月から高速道路のガソリンスタンドのガソリン価格を引き下げるため、韓国道路公社、製油会社側と詰めの交渉を行っているところだと発表した。

●一般ガソリンスタンド並に

施設協会の金ギルセン会長は「最近サービスエリアの利用者を対象にアンケート調査を行った結果、高いガソリン価格に対する不満の声が根強かった。このような価格競争力では高速道路のガソリンスタンドが共倒れしかねない」と、ガソリン価格引き下げの背景を説明した。

道路公社によると、高速道路のガソリンスタンド136ヶ所が今年の1〜3月に販売したガソリン1億2237万Lに一般のガソリンスタンドとの価格差をかけると、約60億3643万ウォンの追加利益を得た格好だ。

協会はガソリン価格を値下げするために、△ガソリンスタンドの運営業者は販売の純利益の50%を減らし、△高速道路の管理を取り仕切っている道路公社はガソリンスタンドの運営業者からもらう賃貸料を30%引き下げ、△製油会社は一般のガソリンスタンドと同じ程度の価格でオイルを供給することを提案している。

そうなれば、高速道路のガソリンスタンドのガソリン価格は今年1〜3月の平均より1Lあたり35ウォンまで値下がりし、一般のガソリンスタンドと大きく変わらないというのが協会側の言い分だ。

グランジャー乗用車の燃料タンク(75L)を満タンにした場合、2625ウォンくらい節約されるわけだ。

●総論賛成、各論反対の製油会社

施設協会の提案に対し、道路公社側は前向きな反面、製油会社は総論賛成・各論反対の立場を示している。製油会社側が大きなしわ寄せを受けるということだ。

施設協会の提案どおりにした場合、ガソリン価格を1Lあたり35ウォン削減するためには、△ガソリンスタンドはLあたり6ウォン、△道路公社はLあたり7ウォンを「犠牲」にすればすむが、製油会社はLあたり最大で22ウォンの損をするからだ。

GSカルテックスの関係者は「高速道路のガソリンスタンドのガソリン価格を値下げしようという提案には賛成しており、応じる方針だ」としながらも「高速道路のガソリンスタンドには、まだ帳付けの債権があったり初期施設支援資金が回収されずにいるところもあったりするため、今より引き下げることはできるが、一般のガソリンスタンド並にまではできない」と述べた。

これに対し、施設協会の金会長は「製油会社が独占的な地位を利用し、具体的な根拠もなしにガソリンを高値で供給しているため、高速道路のドライバーが被害を被っている」とし、製油会社が応じなければ、ガソリン供給先の公開入札、インターネットによるガソリン価格の原価公開などを進める方針だと対抗している。

施設協会、道路公社、製油会社の3者は、近く再び会って、ガソリン価格の値下げ方策を最終的に話し合う。



ddr@donga.com