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「ビザ免除はFTAとは別問題」

Posted June. 07, 2006 07:17,   

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韓米自由貿易協定(FTA)の米国首席代表を務めているウェンディー・カトラー米国通商代表部(USTR)代表補は5日、農産物、自動車、医薬品を主な交渉対象に選んだ。カトラー首席代表は同午前、韓米FTA全体会議の交渉が終わった後、報道陣との共同電話インタビューで、このように述べた。

カトラー首席代表は農業関連の交渉について「農業はむずかしい分野だ。コメは非常に敏感な懸案になるだろう。牛肉もむずかしい課題だ」とし「韓国が早期に骨のない牛肉の輸入を再開することを希望している」と語った。彼は「衛生検疫問題は別の交渉チームを作って扱う考えだ」と付け加えた。

また、保健福祉部が今年5月初旬に発表した「薬剤費の適正化」の案について「交渉にはほとんど役に立たない発表だ」とし「率直な協議を期待している」と述べた。同案は、性能に比べて価格が高い薬品は健康保険の対象から除外できるというもので、新薬開発費のために薬の価格が相対的に高い米国系の多国籍製薬会社は同政策に反発してきた。

カトラー首席代表は、スクリーンクオーター問題と関連し、「韓国政府がすでに(韓国映画の義務上映日数を)半分に減らすとの方針を発表しており、7月1日から施行される。米国は交渉で追加の削減を求めない計画だ」と話した。

カトラー首席代表は、交渉の日程について「第1次交渉で双方が交換した協定分草案にどのような隔たりがあるのかを確認し、解決しやすい問題から意見を調整した後、今後の交渉で関心分野を決める考え」と語った。

韓国政府が重点的に進めている米国のビザ(査証)免除プログラムへの加入については「FTA交渉とは別のもの」と答弁した。



srkim@donga.com