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北朝鮮「ハンナラ党執権の時は南北交流破綻」

北朝鮮「ハンナラ党執権の時は南北交流破綻」

Posted June. 12, 2006 03:46,   

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北朝鮮の祖国平和統一委員会(祖平統)の安京浩(アン・ギョンホ)書記局長は10日、平壌(ピョンヤン)中央労動者会館で行われた「反日6・10万歳デモ闘争80周年記念平壌市報告会」で、「野党ハンナラ党が政権を握れば、南北交流協力事業が破綻し、国中(韓半島)が戦争の火炎に包まれるようになる」と主張した。

安書記局長は、「ハンナラ党が権力の座につけば、6・15が吹っ飛び、平壌〜ソウル道、金鋼山(クムガンサン)観光路が塞がれ、開城(ケソン)工業地区の建設も全面的に中断されるのはもちろん、南側はもちろん国中(韓半島)が米国が付けた戦争の炎に包まれるようになるだろう」と述べた。

安書記局長は、今月14日から17日にかけて光州(クァンジュ)で行われる6・15民族統一大祝典に北朝鮮側の民間代表団長として来韓する予定であるため、国内政治に関連して「威嚇発言」を行った背景に注目が集まっている。

1973年の1回目の南北調節委員会の随行員として南北対話の場に登場した安氏は、1990年代にあった南北首相会談では北朝鮮代表兼スポークスマンを務めており、現在、6・15共同宣言実践北朝鮮側委員長を務めている。

安書記局長は、また「6・10万歳デモ闘争があって以来、80年が経ったが、まだ全民族的な範囲で民族の自主権を確立できずにおり、南朝鮮の人民は世紀が変わった今日までも米国の軍事的な強占と支配の下で、不幸と苦痛を強いられている」と主張した。

さらに安書記局長は、「日本が侵略の歴史を歪曲し、独島(トクト、日本名・竹島)に対する強奪の野欲を露骨化するのは、わが民族の尊厳と自主権に対する乱暴な侵害であり冒涜(ぼうとく)である」とも述べた。



taewon_ha@donga.com