Go to contents

住宅ローン、6億以下なら「マイホームローン」にも注目

住宅ローン、6億以下なら「マイホームローン」にも注目

Posted June. 24, 2006 08:18,   

한국어

来月5日マンションの残金1億5000万ウォンを払わなければならないチン某氏(36)は、心配でたまらない。金融監督院の住宅担保融資制限措置を受け、取引銀行の新韓(シンハン)銀行から「6月末までは融資ができない」と言われたからだ。

7月に住宅担保融資規制が緩和されるかもしれない。銀行の融資担当職員は「私たちもそのときになるまではわからない」と説明した。

主な都市銀行が住宅担保融資を中止し、チン氏のように八方塞の人が少なくない。とりわけ、すでに住宅購入契約を結び、6月末までに残金を支払わなければならない人たちは、銀行の融資中断措置で困りきっている。

このような人たちはどうすればよいのだろうか。

●競争力のついた「マイホームローン」

マンション価格が6億ウォン以下なら、住宅金融公社の「マイホームローン」(旧モーゲージローン)に目を向けてもよい。

まず、住宅担保融資規制対象から外されて融資が容易だ。さらに固定金利であるため、これから市中金利が上昇しても融資の利子がかさむリスクもない。

「マイホームローン」は、都市銀行の住宅担保融資商品より金利が1ポイント以上高いため、消費者から見放されてきた。04、05年には月平均3000億ウォン以上販売されたが、今年になっては860億ウォン台に減ってきた。

ところが12日に金利を0.3ポイント引き下げたことから競争力がついた。

融資期間によって年6.6〜6.85%だった金利が一斉に0.3ポイント低下した。根抵当設定費用を負担し、融資金の0.5%を前払いすれば、10年満期商品は年6.1%まで下がる。年所得2000万ウォン以下の低所得層、無住宅者に対する金利は、年5.3〜6.0%とさらに低い。

都市銀行の住宅担保融資は、新規に受ける際の金利は5%強だが、初期金利を低めに策定する「見せ掛け」の恩恵が消えると、6%に迫るため金利の差はほとんどなくなる。

●資格厳しいが生涯最初融資も有利

資格さえ満たしていれば、生涯最初の融資が有利だ。国民(クンミン)銀行、ウリィ銀行、農協などで取り扱うが、政府の国民住宅基金から支援されるため、住宅担保融資規制の枠外にある。

現在の融資金利は、年5.7%。夫婦合算の年間所得が2000万ウォン以下なら、融資金利が年5.2%と低下する。3人以上の子供がいれば、0.5ポイントさらに下がる。

しかし、資格条件が厳しい。夫婦合算の年間所得が3000万ウォンを超えれば対象外になる。さらに、世帯の構成員がいずれも無住宅者でなければならない。融資対象も専用面積25.7坪以下、3億ウォン以下の住宅に限る。

最大で1億5000万ウォンを借りることができ、据え置き期間(元金は据え置き、利息のみ払う期間)1年に10年償還、または3年据え置きの17年償還で返済できる。

●外資系銀行、保険会社にもお買い得商品

韓国シティー、SC第一(チェイル)、外為銀行など、外資系銀行は金融監督院が銀行別に提示した「融資枠」に余裕があるため、貸出ができる。

これらの銀行は、貸出金利や償還条件で貸出が中断された銀行とあまり変わらない。

国民住宅規模(専用面積25.7坪)以下の住宅を対象とする韓国シティーバンクの「ニューエース長期担保融資」の金利は、23日現在年4.99〜5.45%。SC第一銀行の「ファーストホームローン」は5.44〜6.74%だ。

現代海上(ヒョンデヘサン)火災保険、教保(キョポ)生命などの保険会社でも、最低年5%半ばの金利でモーゲージローンを販売している。しかし、保健会社の住宅担保融資金利は通常の銀行より1ポイント程度高いほうだ。



buddy@donga.com news91@donga.com