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高裁の部長判事ら12人「賄賂授受」…検察が捜査へ

高裁の部長判事ら12人「賄賂授受」…検察が捜査へ

Posted July. 14, 2006 03:01,   

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検察が、高裁部長判事(次官級)ら現職判事4人と前・現職検事4人、警察幹部2人ら合わせて12人が、捜査や裁判などと関連して金品や饗応を受けた手がかりをつかみ、捜査に乗り出した。

ソウル中央地検特捜1部(部長=金賢雄)は13日、カーペット輸入販売会社代表の金ホンス(58)容疑者が、数年にわたって判事や検事、警察幹部らに、数百万〜数千万ウォンの金品や饗応を提供したという関係者の供述を確保し、調査中だと明らかにした。

検察は同日、ソウル高裁の部長判事A氏を召喚して取り調べ、B元検事やソウル某警察署長C氏らも、最近召喚して取り調べを行なった。

B氏は1000万ウォン、C氏は3000万ウォンを受け取った事実を検察で認めたという。

検察は最近、京畿道儀旺市(キョンギド・ウィワンシ)のソウル拘置所内の金容疑者の監房と自宅を家宅捜索し、金容疑者が書いた手紙や供述書、手帳、関連帳簿などを確保し、分析している。約10年前から法曹関係者と親交を築いてきた金容疑者は昨年7月、弁護士法違反の容疑で逮捕され、収監されている。

検察は、金容疑者の手帳に書かれた人物のうちA、B、C氏以外にも、地方裁判所の部長判事級3人、D検事、部長検事出身の弁護士2人、某警察署の元捜査課長、金融監督院職員ら約10人が事件と関連して金品を受け取った可能性があるとみて、捜査中だ。

彼らは全員、出国が禁止された。検察は事件関係者や金容疑者の周辺人物の口座も追跡している。B氏は最近辞表が受理され、C氏は待機発令が出ている状態だ。

検察関係者は、「金容疑者が請託した事件の約90%は、金容疑者の意図どおりに処理されたとみられ、事は重大だと判断している」と話した。



woogija@donga.com needjung@donga.com