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盧政権の米批判、米国は「理解し難い」

Posted July. 27, 2006 03:02,   

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李鍾奭(イ・ジョンソク)統一部長官と盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領が公式の席で米国の対北朝鮮政策を批判したことについて、米国のブッシュ政権とワシントン外交街の公式・非公式反応をまとめると、一言で「理解し難い行動」ということだ。

もちろん、公式的に米行政府と議会は何の対応も示していない。25日(現地時間)の国務省とホワイトハウスのブリーフィングでも、一切言及されなかった。

しかし、非公式な席では違った。極めて慎重であったこれまでの態度とは違い、非常に敏感な反応を見せた。

国務省のある職員は、「韓国の指導者の発言は自国民を相手にしたものなので論評することはできない」と前提しながらも、「ただ一つはっきり言いたいことは、北朝鮮のミサイル問題で最も失敗したのは李長官が言うように米国ではなく、北朝鮮だということだ」と反論した。

同職員は「北朝鮮がミサイル発射によって世界の多くの国から公式的な非難を浴びているだけでなく、国連制裁決議の対象になったことを誰もが知っているのではないか」と問い返した。

上院のある関係者は、「米国は議会レベルでもビザ免除プログラム、自由貿易協定(FTA)問題など、多くの面で韓国に協力しており、多くの懸案がかかっているのに、韓国の指導者には米国に対して敢えてそのように発言する必要があるのか、理解に苦しむ」とし、「そのような不必要な刺激は、例えば潘基文(バン・ギムン)長官の国連事務総長選挙問題にも決してよい影響を与えない」と話した。

シンクタンクを含む民間専門家らの間では、もっと強い批判が聞こえる。マンスフィールド財団のゴードン・フレーク事務局長は、「同盟国との間で違う見解や不満があれば、非公開の交渉で調整すれば良い。ところが交渉とは全く関係ない、他の公式の場で外交パートナーについて非外交的な表現を使うのは類例がないことだし、両国関係に害を及ぼすだけだ」と批判し、「外交経験の未熟さを露呈する出来事」と付け加えた。



sechepa@donga.com