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前職労組幹部たちが新しい労働運動団体を発足…「雇用創出を最大目標に」

前職労組幹部たちが新しい労働運動団体を発足…「雇用創出を最大目標に」

Posted September. 20, 2006 06:07,   

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前職労組幹部たちが今までの労働運動との別れを宣言し、「ニューライト新労働連合」という新しい労働運動団体を発足させる。

過去、全国民主労働組合総連盟(民主労総)と韓国労働組合総連盟(韓国労総)に携わって労働運動界を代表した一部の幹部が、今までとは全く違った方式の労働運動を行うと宣言し、同団体が「第3の労総」に成長することができるかに関心が集まっている。

新労働連合は「民主労総と韓国労総に代表される既存の労働運動界が闘争一辺倒の労働運動方式を固執しながら、むしろ労働者の生活の質を悪化させた」と主張し、「参加と協力を通じて雇用創出を最大目標にする」と明らかにした。

19日、「ニューライト新労働連合」準備委員会によれば、新労働連合の発足式は23日午後3時、ソウル永登浦区汝矣島洞(ヨンドゥンポグ・ヨイドドン)にある63ビル別館1階のイベントホールで開かれる。同日の発足式には全国から1000人余りの会員が参加する予定だ。

準備委員長として同団体の設立を主導してきたクォン・ヨンモク(49)民主労総初代事務総長が、同団体の常任代表を勤める。

また、現代(ヒョンデ)重工業の第6代労組委員長を勤めた李ウォンゴン氏が新労働連合嶺南(ヨンナム=慶尚道地域)本部長を、韓国電力本社労組委員長出身のヤン・ジェホン氏が湖南(ホナム=全羅道地域)本部長を、韓国核燃料2代労組委員長を勤めたジュ・ドンシク氏が広報委員長を勤める。

この他にも、李ヒョンゴン前現代重工業労組委員長、ジョン・チョル前現代ハイスコ労組委員長、金ヨンミン前LG化学労組委員長、金ヨンイル前現代重電気労組委員長、金ハクドゥ前現代重装備労組委員長、ソ・ジュンソク前現代自動車労組副委員長らが新労働連合の創立準備委員に参加した。

新労働連合は創立宣言文を通じ、「労使葛藤、非正規職問題、失業の悪循環が蔓延する現実を前にして、国民にそっぽを向かれた旧時代の労働運動は幕を閉じた」とし、「分裂と対立の理念を毅然として拒否し、国民みんなが共感し、参加しやすい水準別の労働運動を展開する」と明らかにした。

そのために新労働連合は、△労使間の価値観改革運動、△労使和合、社会統合の実践運動、△職場愛の実践運動、△新しい雇用創出の実践運動、△世界一流企業、世界一流製品作りの実践運動など、5大実践運動を行う計画だ。

新労働連合は19日現在、ソウルと釜山(ブサン)、大邱(テグ)、蔚山(ウルサン)など六大広域市を含め、慶尚南道(キョンサンナムド)の巨済(コジェ)、馬山(マサン)、慶尚北道(キョンサンプクド)の亀尾(クミ)、慶州(キョンジュ)など23の市郡に地域組職を構成しており、1500人余りが会員として加入した。

クォン常任代表は「労組の当面の課題は闘争ではなく雇用創出」とし、「新労働連合の発足が労働界を革新する信号弾になるだろう」と話した。

韓国労働研究院の金廷翰(キム・ジョンハン)研究委員は、「新労働連合の発足は新しい価値観を持った労働運動の発足という重要な意味を持つ」と評価し、「新労働連合が意味ある運動になるためには結局、影響力のある単位労組が会員として加入しなければならず、相当な時間がかかるだろう」と予想した。



zeitung@donga.com libra@donga.com