Go to contents

「大韓帝国の女性皇帝」をめぐって雑音

Posted October. 03, 2006 06:58,   

한국어

先月29日に開かれた李ヘウォン(88・女性)皇孫の大韓帝国30代皇位承継式に対して、「わが皇室愛の集まり」「大韓皇室再建会」「全州李氏大同宗約院」など皇室関連3団体が反対した。

皇位承継式の直後、インターネットのポータルサイト「ダウム(daum)」に開設されたインターネットカフェ「わが皇室愛の集まり」には戴冠式が行われた後「皇室は国民からさらに遠のいた」「勝手に行われた戴冠式などとんでもない」という内容が続いた。

わが皇室愛の集まりは2001年、大韓皇室の象徴的な復元を希望する人々が作った集まり。抗議文が相次ぐと、わが皇室愛の集まりは先月30日に公式声明を出し「29日に行われた戴冠式は『皇族会』という正体不明の団体が李ヘウォン皇孫を口車に乗せ、皇族の意見収集なしに行った」とし「正体不明の『大韓帝国皇族会』は皇室を笑いものに転落させた責任を負い、組職を解体せよ」と主張した。

大韓皇室再建会も「大韓帝国皇族会は皇族全体の立場をとりまとめず、李ヘウォン皇孫の推戴を強行した」とし「皇族の分裂を助長する特定人物中心の皇室運動は避けなければならない」と明らかにした。

運営者の李ジョンヨプ(32)氏は「昨年7月、李ウォン皇嗣孫(皇室を引き継ぐ子孫)を皇位承継者に推戴したことに反対する勢力が中心となり、大韓帝国皇族会を作ったものと聞いている」と話した。

一方、全州(チョンジュ)李氏大同宗約院も2日に声明を通じ、嫡統が李ウォン皇嗣孫に移った状況で、李ヘウォン皇孫を再び推戴した大韓帝国皇族会を批判した。

これについて、大韓帝国皇族会の李ソンジュ・スポークスマンは「今回の戴冠式は乱れた皇孫の秩序を正そうとする李ヘウォン皇孫の意思で進められただけ」とし「皇位継承は堂号を受けた皇孫の同意さえあれば、大同種薬院など他の団体の意見は求めなくても良い」と反論した。



snow@donga.com