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北朝鮮の核問題に振り回される証券市場

Posted October. 09, 2006 07:08,   

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●「軟調局面長期化」vs「短期的な懸念材料」

韓国内の金融市場が「北朝鮮の核実験表明」という不安材料に揺れ動き、「嵐の前の静けさ」の展開となっている。

とくに、今回の表明が北朝鮮得意のがけっぷち外交に止まらず、実際に核実験に踏みきった場合、証券市場と外為市場に及ぼす影響は並大抵のものではないというのが専門家らの分析だ。

韓国の証券市場はすでに大きく揺らいでいる。3日に北朝鮮が核実験実施を公式発表したあと、はじめて開かれた4日のソウル証券市場で、コスピ(KOSPI=旧総合株価指数)は直前の取引日(2日)より22.22ポイント(1.62%)、コスダック(店頭市場)指数は9.67ポイント(1.62%)それぞれ急落し、引けた。

とりわけ、同日午前の取引までは小幅な値下がりにとどまっていたコスピ指数が、午後になって一時28ポイント以上値を下げるなど、北朝鮮の懸念材料に敏感に反応している。

現代(ヒョンデ)証券の金ジファン産業分析チーム長は、「株式市場が『ハイリスク局面』に突入している」とし、「北朝鮮核問題のマイナス影響は長引くものと見られている。そのため、これは一時的な相場の変調要因として受け止めるには大きすぎる問題だ」と指摘した。

大宇(テウ)証券のシム・サンボム研究員は、「北朝鮮の核実験は、過去のミサイル発射より大きな問題であるため、国際社会への影響も甚大なものになるだろう。外人投資家が敏感に反応すれば、株価の調整期に入るものとみられる」と説明した。

しかし、過去の経験からすると北朝鮮の核問題による株価の調整は一時的なものだと見る向きもある。ハンファ証券の李ジョンウ・リサーチセンター長は「北朝鮮の核実験表明といった不安材料にもかかわらず、原油価格の下落と史上最高値を更新している米国証券市場の好影響から、むしろ株価は踏み上げの相場になるものと予想される」と分析した。

●ウォン安に転じるか?

外為市場では北朝鮮の核問題を受け、米ドルと日本の円に対するウォン安局面の相場展開になるものと予想される。北朝鮮の核問題がウォン売り材料となり、ウォン安になるということだ。

実際に北朝鮮が核不拡散条約(NPT)を脱退し、米朝関係が急速に悪化した03年3月には、ドルに対するウォン為替レートが15日で1ドル=1190ウォンから1250ウォンに急騰した。

4日ソウル外為市場でもウォン/ドル為替レートは、前日比1.20ウォン、ウォン/円為替レートは3ウォン以上、ウォン安が進んでいる。また、秋夕(チュソク=旧暦のお盆)の大型連休期間中に域外市場でウォン/ドル為替相場は953.00ウォンで、950ウォンの大台を突破した。

金融研究院の李ユンソク研究委員は、「北朝鮮の核実験と関連した具体的な動きが出るまでは、様子見ムードが広がる可能性もある」と指摘した。



ssoo@donga.com legman@donga.com