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前KBS社長、「権限代行」の88日間、給料など5235万ウォン受け取る

前KBS社長、「権限代行」の88日間、給料など5235万ウォン受け取る

Posted October. 25, 2006 07:06,   

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鄭淵珠(チョン・ヨンジュ)前KBS社長が今年6月30日の任期を終えた後、権限代行として活動しながら88日間の給料と公務費用として計5235万ウォンを受け取ったことが確認された。

国会文化観光委員会所属のハンナラ党の張倫碩(チャン・ユンソク)議員が23日、KBSから受け取った国政監査資料によると、鄭前社長は7月から9月まで、毎月の給料として1600万ウォンを受け取っており、公務費用として435万ウォンを使った。公務費用は、対外との業務協議に344万5000ウォン、対内業務活動に90万4000ウォンを使った。

KBSの担当者は、「社長権限代行の給料と公務費用については、放送法と定款に別途の条項はないが、報酬は労働の代価とするとのKBSの報酬規定に基づいて、社長の任期が延長されたとみなして、給料を払った」と述べた。

一方、ハンナラ党の全在姫(チョン・ジェヒ)議員は、「去年12月当時、鄭社長が公金流用などで懲戒を受けた前歴のある人を地方の放送総局長に任命した」として、任命過程に疑惑があったと主張した。

全議員が公開したKBS国政監査資料によると、某地方放送総局長のA氏は、1996年、米国への出張取材の際、公金2690ドル(現在の為替レートでは約260万ウォン)を流用し、当時、人事委員会で3か月の減給処分を受けた。またA氏は、2000〜2001年、海外特派員として勤務する際、経常費の一部を個人用品の購入に使うなど、公金156万ウォンの本来の目的以外の用途に使ったことが、鄭前社長が在任していた2003年9月の監査の結果明らかになった。

当時、監査室ではA氏を懲戒処分しようとしたが、懲戒要求時効(2年)が満了して、会社の人材管理室にこのことを、人事参考資料として通知した。KBSの幹部職員のこのような人事参考資料は、社長にまで報告されるという。

KBSには、釜山(プサン)、昌原(チャンウォン)、蔚山(ウルサン)などの地域に計9つの地方放送総局がある。地方放送総局長は、それぞれの地域でKBS社長に代わって地域機関長の役割を果たす。



ditto@donga.com mindy@donga.com