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鉄鋼コリアの両翼

Posted October. 28, 2006 07:06,   

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現代(ヒョンデ)製鉄の一貫製鉄所は2011年まで年間350万tの熔解鉄を作ることができる高炉2基を備えるようになる。現代製鉄はここに計5兆2400億ウォンを投資する計画だ。

年間700万tの熔解鉄を生産することができる一貫製鉄所が完成すれば、現代製鉄は粗鋼生産能力が現在年産1050万tから1750万tに増える。

現代製鉄は「一貫製鉄所が完成すれば、追加で2兆2600億ウォンを投資し、生産規模を年産1200万tに増やす予定」とし「原料調逹のために豪州のBHPビリトン社、ブラジルのCVRD社など世界主要原料各社と了解覚書を締結した」と明らかにした。

現代製鉄は一貫製鉄所の建設および運営過程で、15万個の雇用を生み出すことができるものと予想した。

しかし、一角では現代製鉄が本格的に熔解鉄を生産する時期に世界鉄鋼業界に供給過剰事態が起きる可能性があるという恐れも出ている。

また、当初、予想した投資額より資金がさらに必要か、製品の品質がポスコより落ちる場合、同事業が現代車グループに負担になり得るという見方もある。

起工式で、鄭夢九(チョン・モング)現代車グループ会長は「一貫製鉄所を作って韓国の鉄鋼産業だけではく、造船、自動車産業の競争力を高め、大規模の雇用創出を通じ、国家経済成長に寄与する」とし「環境にやさしい製鉄所を建設し、建設の過程でも住民たちに不便を与えないように最善を尽くす」と話した。

盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は、祝辞で「鉄鋼産業は自動車、造船、電子産業などが世界的な競争力をつけるのに大きな役割を果たした」とし「鉄鋼産業の歴史は韓国経済の成功神話そのもの」と強調した。

盧大統領は引き続き「現代製鉄の一貫製鉄所は西海岸地域の経済に大きな活力を吹き込むだけでなく、鉄鋼製品の需給難を解消し、関連産業の技術革新や新製品開発を促進する」と述べ、「政府も研究開発のための投資を持続的に拡大するなど積極的に支援する」と付け加えた。



aryssong@donga.com