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「皇帝の試合」の運営の面で全く違う韓国と日本

「皇帝の試合」の運営の面で全く違う韓国と日本

Posted November. 23, 2006 07:29,   

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最近の2日間、2人の「スポーツ皇帝」に相次いで会う機会に恵まれた。日本プロゴルフ・ダンロップフェニックストーナメントに出場した「ゴルフ皇帝」のタイガー・ウッズと、国内舞台に初登場した「テニス皇帝」のロジャー・フェデラー(スイス)とラファエル・ナダル(スペイン、左側)の試合を相次いで観覧した。

小さいミスも決して容認しないプロ意識は印象的だった。19日、4ラウンドでウッズは前日まで3日間、4打を減らした4番ホール(パー5)で3番目のバンカーショットがピンの近くに落ちないと、悪口を数回した後、サンドウェッジでキャディーのバックまで叩き付けては、とうとうバーディーを奪う底力を見せた。

世界1位のフェデラーはナダルとの自尊心対決で決して退かないと言わんばかりに、最後の3セットで会心のストロークがベースラインを外れたりすると、大きい叫びをあげた末、勝利を勝ち取った。

フェデラーが使うラケットは、一般製品よりヘッドサイズが102インチ小さく、重さは20グラムほど重い360グラムに達する。これはパワーと正確さを同時に押し上げるための選択。

2人が最上の技量を披露したのは似ていたが、競技場の外の風景は日本と韓国が対照的だった。日本では4日間2万名以上のギャラリーが集まったにも関わらず、滑らかな試合運営と多様な便宜施設の中で思う存分、試合を楽しんだ。ウッズを随行した4人のボディーガードもその存在がなかなか感じられなかった。

一方、フェデラーとナダルの試合では、黒色の防剣服を着た私設警護人が随所で高圧的な姿勢を見せて、競技場を訪れたファンの気持ちを悪くした。夕食の時間だったのに、売店には適当な食べ物がなくて、観衆は飢えの中で試合を見るしかなかった。



kjs0123@donga.com