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道路に大釘撒き、不参加車両に放火・破損 貨物連帯スト

道路に大釘撒き、不参加車両に放火・破損 貨物連帯スト

Posted December. 04, 2006 06:44,   

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貨物連帯のストが3日目を迎え、スト不参加車両に対する輸送妨害行為が全国に拡がり、政府は厳しい処罰方針を明らかにした。

建設交通部と警察庁は3日、貨物連帯のスト参加者らの行為と見られる車の破損と放火、運転手暴行など輸送の妨害件数が、1日からの3日間で47件集計されたと発表した。

警察によれば、同日午前、釜山市海雲台区佑洞(ブサンシ・ヘウンデグ・ウドン)で11㌧トラックの運転席が燃えた状態で発見されるなど、貨物連帯組合員の行為と推定される車の放火が9件発生した。また、道路に大釘を撤き、車での運送を妨害するとか、運転手を暴行するなどの運送妨害が蔚山(ウルサン)、釜山などで続いた。

そのため、政府は運送妨害などの不法行為について刑事処罰とともに運転免許の取り消し、油類補助金の支援中断など強硬に対処することにした。

全羅南道(チョルラナムド)の光陽(クァンヤン)警察は同日、貨物車を破損し輸送を妨害した疑いで、貨物連帯の光州(クァンジュ)全南コンテナ支部のソン某支部会長(40)と金某組合員(40)の2人に対して逮捕令状を申請した。

李宅淳(イ・テクスン)警察庁長官は同日、「不法行為が発生した地域の貨物連帯支部の事務所に対して押収捜索を積極的に考慮する」と発表した。

一方、建設交通部の李聖權(イ・ソングォン)物流革新本部長は、「週末の物流量が多くなく、鉄道輸送を大きく増やし、普段の運送量の90%を処理した」とし、現在まで物流輸送に大きな支障はないと話した。

しかし、一般トラックの運転手がスト参加者の妨害行為を恐れ、業務を中断する事例が増えた場合、物流に混乱をもたらす恐れもある。



libra@donga.com