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ノンバンク発の金融危機、国民銀行頭取が可能性を警告

ノンバンク発の金融危機、国民銀行頭取が可能性を警告

Posted December. 13, 2006 07:13,   

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姜正元(カン・ジョンウォン)国民(グクミン)銀行頭取は11日、「最近、信用金庫やキャピタルなどが無分別に住宅担保貸出しをしており、『第2金融圏(ノンバンク)発の金融危機』が発生する可能性が高い」と述べた。

姜頭取は同日、ソウル市永登浦区汝矣島洞(ヨンドゥンポグ・ヨイドドン)国民銀行本店で本紙のインタビューに応じ、「償還能力に対する分析もせずに、住宅担保価値だけでお金を貸出しする第2金融圏が心配だ」と述べて、このように警告した。

姜頭取は、「銀行は総負債償還割合(DTI)など貸出し規制が多く事故が起きる可能性は高くない。しかし第2金融圏は、お金を貸出し先のキャッシュフローも考慮しないので危ない」と指摘した。

また「不動産価格が今の水準を維持しても、住宅担保貸出しを受けた個人の負債の割合が高いのも問題だ。(家計負債)問題が深刻化すれば、利率の高い第2金融圏から危機の始まる可能性が大きい」と加えた。

姜頭取は先月、外換(ウェファン)銀行売却契約が破棄されたことに関連し、「ローンスターにとって国民銀行は最も信用できる買収者(Creditable Buyer)だ。(外換銀行買収)チャンスがどんな状況であれ再び来るはずだ」と言い、外換銀行買収を諦めていないことを強くうかがわせた。



jinhup@donga.com jarrett@donga.com