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賭博性成人ゲーム取締り、検察・警察が期間延長へ

賭博性成人ゲーム取締り、検察・警察が期間延長へ

Posted December. 25, 2006 07:37,   

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22日午後9時ごろ、ソウル江東区千戸洞(カンドング・チョンホド)の賭博性のある成人向けゲームセンターのA店舗。真っ暗な照明にタバコの煙がいっぱいのゲームセンターの中では70台のゲーム機がきらめく画面に刺激的な電子音を出しながら休まなく稼動している。

ゲームセンターの中にいる客は15人。ところが、1人が4〜5台のゲーム機を使いながらゲームをやっているため、空いているゲーム機はなかった。このゲームセンターとわずか20メートルしか離れていない2車路を挟んでいる向かい側には、賭博性成人向けゲームセンターへの取り締まりを引き受けている一線警察署の生活安全科に所属されている地区隊がいた。

今年6月に浮き彫りになった「パダイヤギ(海物語り)」波紋以後、検察と警察が全国的に大々的な取り締まりに乗り出した結果、一斉に姿を消した賭博性成人向けゲームセンターが再び登場して盛業中だ。

賭博性成人向けゲームセンターが営業を再び開始すると、「海物語り」など成人向けゲームで巨額を負けた人々が元金に対する未練を捨てきれずに再びゲームセンターに駆け寄っている。このため、ゲームセンター側は機械が足りないほど繁盛している。ほとんどのゲームセンターは看板もなく、外からは内部が見えないように黒いビニールで窓ガラスを覆ったまま営業している。

似たような時間帯に訪れた城北区敦岩洞(ソンブクグ・ドンアムドン)のB店舗。ある女子の従業員がお客に例示と連打機能について詳しく説明していた。

「白いダイヤモンドが中央に来れば、一番高い点数がもらえるんです。背景の画面が暗くなりながら、水の泡がはじける音がすると、まもなく高い点数が示されるという『例示』です。『連打』もあるんです。海の物語りとそれほど変わらないんですよ」。

例示と連打の機能は賭博性の有無を判断する基準で取り締まりの対象だ。海の物語りの波紋以後、最近に入って再び幅を利かせているゲームは「ダイヤモンド」と「アイスランド・アドベンチャー」。ゲームの名前と画面の構成がちょっと違うだけで、ゲームのやり方は海の物語りとほぼ同じだ。

景品用商品巻を現金に取り替えてくれる不法両替も依然として多かった。永登浦(ヨンドォンポ)駅近くのC店舗の場合、ゲームセンターの入り口のすぐ隣に1坪余りの不法両替所があって、そこでは5000ウォンの商品券を現金4500ウォンに交換していた。

賭博性成人向けのゲームセンターを訪れる人の中には、30〜50代の自営業者か荒仕事をしている人がほとんどだった。40、50代の主婦もたまに見かけられた。彼らはほとんど「海の物語りの時に失ったお金を取り戻したく来た」と言った。

冠岳区奉天洞(クァンアクグ・ボンチョンドン)のD店舗で会った、荒仕事をしているという40代の男性は、「海の物語りで1000万ウォンを失った」とし、「元金を取り戻したくてまた来た」と話した。

このようにほとんど廃業していた賭博性成人向けゲームセンターが最近、続々と営業を再開したことを受け、検察と警察は当初今年12月31日までと計画していた取り締まり期間を、景品用商品券が廃止される07年4月28日までに延長することにした。



wing@donga.com dnsp@donga.com