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来月5日に開幕する女子バスケットボールを待つ二人の選手

来月5日に開幕する女子バスケットボールを待つ二人の選手

Posted December. 27, 2006 03:30,   

한국어

韓国人の母親と米国人の父親の間で生まれたマリア・ブラウン(23・175cm)選手は、米ニューヨーク・ペース大を卒業した後、今年8月に韓国に渡り、錦湖(クムホ)生命のユニホームを着た。ブラウンは大学時代、1試合当たり平均9.7得点、5.3リバウンド、2.9アシストの成績を出した。スピードがあって柔軟で基本技がしっかりしている。しかし、入国する時からマスコミの関心は、彼女の外貌に集まった。歌手のユ・ジンに似ているという話もたくさん出た。

「米国にいる時は、きれいだと言われたことがなかったのに…。デビューするなら、実力のほうで話題になりたいです。」

ブラウンはもう、韓国にもかなり適応できた。専担通訳の李ヨンファさんは、「幼い時からのお母さんの厳しい仕付けのお陰で、他人を思いやるのが身についている」と言う。

ブラウンは、両親の中一人が韓国国籍なら韓国選手としてプレーできるという規定によって、今シーズン、韓国選手としてプレーする。

「母のいる米国に行って来たい時も多くありましたが、我慢しました。トレーニングする時間も奪われ、時差ぼけもしなければならないので。良い成績でリーグを終えた後に、母に会いに行きます。」

今夏リーグが終わった後、女子プロバスケットボール界での最大の関心事はハ・ウンジュ(23・202cm)選手の去就問題だった。1980年代に活躍した金ヨンヒ(205cm)選手以後久しぶりに登場した2メートル台のセンターである彼女を迎え入れるため、複数のチームが競争を繰り広げた。結局、ハ選手は、5年間で10億ウォン以上を提示したといわれる新韓(シンハン)銀行のユニホームを着た。

ハ・ウンジュはソンイル女子中3年生の時に、日本に渡った後、02年には日本の実業チームの選手としてプレーするために日本に帰化した。日本にいた時は、高校でも実業団でもチームをトップに導いた。最近、再び韓国国籍を回復したハ・ウンジュはこれからは、代表チームの主戦の役目もしなければならない。

「良い先輩たちとトレーニングしながらたくさん学びました。チームの仲間たちが皆パスをよくしてくれるスタイルなので、気楽にトレーニングしています。」

バスケットボールの関係者たちは、「ハ・ウンジュはゴール前に立っているだけでも、相手チームに威嚇的な存在」だと話し、彼女の活躍に大きな期待をしめした。



why@donga.com