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韓米FTA、きょうから第6回交渉 核心争点には踏み込まず

韓米FTA、きょうから第6回交渉 核心争点には踏み込まず

Posted January. 15, 2007 03:09,   

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韓米自由貿易協定(FTA)の第6回交渉が今月15日から19日にかけてソウル中区奨忠洞(チュング・チャンチュンドン)の新羅(シルラ)ホテルで開催される。

韓米双方は、今回の交渉で貿易救済、自動車、医薬品、衛生検疫(SPS)などの核心的な争点には踏み込まず、相対的に意見調整が容易なものだけを優先的に協議する計画だ。

外交通商部は14日、「韓米FTAの第6回交渉への対応方法」で「一般争点について『ギブアンドテーク』の妥結を図り、今交渉後の核心争点に集中できる環境をもうける」と述べ、このように明らかにした。

韓国は関税引き下げに関連して、米側に自動車、繊維などの税率の下げ幅を拡大し、履行時期も前倒しすることを積極的に要求する予定だ。双方は、韓国の農産物開放計画についても協議する。

しかし、コメ市場の開放と北朝鮮・開城(ケソン)工業団地での生産品の韓国産認定問題、繊維製品の原産地認定基準などでは激論が予想される。また領域が膨大で、異見が少なくないサービス・投資分科はもちろん、政府調達、労働、環境などでも依然として双方の意見が空回りする争点が少なくない。

韓国代表団の関係者は「第6回交渉以降に開かれる高官会談で貿易救済、自動車などの核心的な争点で突破口をつかんだうえで、来月米国で開かれる第7回交渉で一括妥結を図る予定だ」と話した。



abc@donga.com jarrett@donga.com