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グーグル、韓国の対北空砲陣地をネット公開

グーグル、韓国の対北空砲陣地をネット公開

Posted January. 25, 2007 07:36,   

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米国の検索エンジンであるグーグル(google)の衛星写真サービスに、ソウルと首都圏の対北朝鮮防空網である空軍の防空砲陣地を精密撮影した衛星写真が掲載され、安保上の問題が提起されている。

同防空砲陣地に配置された地対空ミサイルは、有事の際、ソウルと首都圏を奇襲する北朝鮮軍の飛行機を阻止するための防空戦力だ。

24日、グーグルの衛星写真サービス「グーグル・アース」(earth.google.com)を検索した結果、ソウルのある地域に配置された空軍の防空砲陣地の鮮明な衛星写真が確認された。

この写真は、部隊の正確な位置はもとより、部隊内の地対空ミサイルの陣地数やミサイルの配置まで把握できるほど高解像度で撮影されていた。軍関係者は、「ソウルと首都圏の核心防空戦力の位置とミサイル配置の現況は、2級機密以上の重要な軍事保安事項にあたる」と話す。

グーグルは2005年にも、大統領府や国防部、海空軍基地など、国内の主要保安施設の衛星写真をインターネットに載せ、論議を呼んだ。当時大統領府は、「国家安全保障会議(NSC)が米国関係機関と協力して対策を講じている」と明らかにしたが、グーグルは、国内の主要保安施設の衛星写真をインターネットに公開し続けている。

軍保安機関のある関係者は、「国内法の適用を受けない海外商業衛星が撮影した衛星写真サービスを制裁する手段がなく、類似の事例が発生しても、これといった対策がない」と述べた。



ysh1005@donga.com