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ソウル大学の統合論述問題に剽窃の疑惑

Posted March. 07, 2007 06:48,   

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ソウル大学の統合論述の数理問題が米国の名門大学の教材や課題などを剽窃したという疑いが持たれ、論議をかもしている。

無料オンライン教育サービス「コムスクール」は6日、2005年から今年2月までに3度公開されたソウル大学の統合論述数理問題のうち、6問が米・ハーバード大学の教材と課題、日本の数学教科書などを剽窃したとみられると主張した。

コムスクールとともに今回の疑惑を取り上げた「イポム数理科学論述研究所」のヨ・サンジン所長は「2月に発表された統合論述模擬試験の人文系列の問題2番「エイズウイルス(HIV)保菌率確率」問題提示文と論題1は、ハーバード大学が出版したD・J・バネットの「ランダムネス(Randomness)」の原文と同一の記述だ」と述べた。

ヨ氏は「2005年11月の第1次統合論述の例示問題として発表された『パーティーで握手した回数』を問う自然系列の問題1番も、1994年の日本の数学教材である秋山仁の『視覚的解法』に提示された問題と一部の数字が異なるのを除き、論題の核心部分が同一」と付け加えた。

これに対しソウル大学入学管理本部は、「『ランダムネス』という教材は1974年に発表された研究事例を引用しており、われわれも同じ研究事例を問題として活用しただけだ。同教材以外にも、この研究事例を活用した本は数えきれないほどある」と釈明した。

入学管理本部は、他の剽窃疑惑事例についても「問題が外国の教材にも出るほどよく知られている一般的な内容であるだけで、他の教材を剽窃したわけではない」と一蹴した。



achim@donga.com