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ESCAP「韓国などアジア4ヶ国、通貨危機にまた陥る可能性も」

ESCAP「韓国などアジア4ヶ国、通貨危機にまた陥る可能性も」

Posted April. 20, 2007 08:10,   

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韓国が外為危機のような「通貨危機(Currency Crisis)」に再び陥る可能性があるという警告が出ている。

国連アジア太平洋経済社会理事会(ESCAP)は18日、「2007年度アジア太平洋経済社会の調査」報告書を出し、外為危機を経たアジアの5カ国のうち、マレーシアを除く韓国、インドネシア、タイ、フィリピンなど4カ国が新しい通貨危機にさらされる可能性があると指摘した。

特に、韓国は他の4カ国に比べて2005年の後で、通貨危機に対する脆弱性が、最も高く露出されたかっこうだ。

同報告書では、これら4カ国が外為危機をうまく乗り越えて高い成長を成し遂げているが、短期資本の流入による通貨価値の上昇や原油高によるインフレーション負担のため「再び通貨危機」に陥る可能性があると分析している。

引き続き、通貨危機が憂慮される国家の各中央銀行は、通貨価値の上昇を防ぐために今年為替レートの管理に注意を傾けなければならないと勧告した。



kimsunmi@donga.com