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ノートパンコンの充電器、持ち歩かなくても良い

ノートパンコンの充電器、持ち歩かなくても良い

Posted November. 01, 2007 03:17,   

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早ければ2009年から重いノートパンコン用の電源アダプタ(充電器)をかばんの中に入れて持ち歩かなくても済むようになる。

製造会社別、製品モデル別に規格が違って使用が不便だったノートパンコンアダプタの規格が統一されるからだ。

産業資源部の技術標準院は1年余りの意見収拾を経て「携帯型のノートパンコン充電器の標準案」を作り、11月1日に初の公聴会を開催すると、31日に明らかにした。

技術標準院のソン・ヤンヒ電機電子標準チーム長は、「年末までに告示制定を完了し、2009年1月から適用する計画だ」とし「標準案を勧告事項であるKS規格に定めるだけでなく、義務事項である電気用品安全管理法の安全認証項目に入れる案も検討している」と説明した。

標準アダプタが義務づけられれば、すでに標準化された携帯電話の充電器のように他人のアダプタを借りて使うことができ、ノートパンコンを購入する際、アダプタを一緒に買わなくてもよいという長所がある。

消費者は今までノートパンコンを変える度に5万ウォン程度のアダプタを一緒に買わなければならず、アダプタがなければ同じモデルのノートパンコン利用者のものを借りて使わなければならない不便があった。

ノートパンコンの各製造メーカーは、消費者たちが低い品質のアダプタを使って被害を被る場合の責任素材問題と、アダプタを標準化すれば多様な形のノートパンコンの開発が難しくなる点をあげて、標準化に反対してきた。

しかし、技術標準院は三星(サムスン)電子、LG電子、サンボコンピューター、テウルコムズ、チュヨンテック、ヒョンジュコンピュータなど6社の国内パソコン製造メーカーを説得し、最近、標準案の下書きを完成した。また、インテル、レノボ、HPなど海外の各メーカーも標準案に前向きな見解を表明したと、標準院側は明らかにした。

標準案は14インチのノートパンコンを基準に60Wの正格出力、19±1Vの正格電圧を取り揃えており、接続端子の形も丸い形で、直径6.5±0.1mm、長さ9.5±0.3mmに統一した。

一方、情報通信分野の標準化機構である情報通信技術協会(TTA)は、スリム型の携帯電話に使われる小型充電器およびイヤホンジャックの規格を統一する標準案を8日に決める予定で、情報技術(IT)機器の利用環境がますます便利になるものとみられる。



nex@donga.com