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国防部が記者室閉鎖…記者らは徹夜で座り込み

国防部が記者室閉鎖…記者らは徹夜で座り込み

Posted December. 17, 2007 03:03,   

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政府のいわゆる「取材支援システム先進化方案」という取材統制措置により、国防部が16日午前0時を期に、ソウル龍山区(ヨンサング)の新庁舍1階の記事送稿室を閉鎖した。

これに対して担当記者らは、国民の知る権利と取材の自由を侵害する重大事態と規定して、徹夜の座り込みをした。

国防部は15日夜11時58分、広報管理官室関係者2人を記事送稿室に送り、「すでに告知したとおり、16日午前0時から記事送稿室は使用できないため、担当記者たちはただちに出るように」と要求した。

国防部はさらに、記事送稿室のすべての電気と暖房を切り、記者らに発給した庁舍入館証を使用できないようにした。5日にインターネット接続が切られた記事送稿室は、電気までも断たれ、機能が事実上マヒした。

15日午後10時頃から記事送稿室に集まっていた担当記者18人は、「政府の取材統制案による記事送稿室の強制閉鎖は、明白な言論弾圧だ」と強く抗議し、ローソクをともして徹夜の座り込みに入った。担当記者らは、暖房が切られた記事送稿室で、それぞれ準備した防寒服と毛布などで体を覆い、取材や記事作成で夜を明かした。

国防部側は、火事の危険があるとしてローソクを消すように要求するなど、担当記者らと軽い押し問答があったが、特に衝突はなかった。

国防部は、担当記者が庁舍の外に出れば記事送稿室に再び入ることができないように、憲兵を庁舍の入口に配置した。

一部記者は、今回の事態を取材するために国防部新庁舍の訪問を申請したが、軍当局の拒否で引き返さなければならなかった。



ysh1005@donga.com