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製造メーカーの37%が第3四半期に赤字

製造メーカーの37%が第3四半期に赤字

Posted December. 18, 2007 05:25,   

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国内製造メーカー10社のうち4社近くが、「赤字企業」であることがわかった。

韓国銀行が1540社の上場や登録法人を対象に調査を行って17日発表した、「第3四半期(7〜9月)の企業経営分析」によれば、製造メーカーのうち、税引き前の純利益率が0%未満の企業の割合が、前四半期の34.1%から37.4%へと増えていた。これは03年から韓国銀行が関連統計を取り始めて以来もっとも高い水準だ。

メーカー1061社のうち、赤字企業は397社だった。このうち中小企業は308社で、赤字企業全体の77.6%を占めた。とりわけ、赤字企業のうち237社は、コスダックの中小企業だった。

売上高比税引き前の純利益率が20%以上の、「高収益会社」の割合も、第3四半期は8.6%で、前の四半期の9.9%から1.3%が下がった。

また、製造会社のうち利子保証比率が100%未満の企業は42.2%で、前の四半期の38.4%より拡大した。利子保証比率とは、営業利益を利子費用で割った数値で、同比率が100%未満なら、利益金で利子すら返済できないことを意味する。

韓国銀行企業統計チームのチョ・ピルホ次長は、「内需業種の売上高の増加率が下がった上、ドルに対するウォン高が急激に進んだ第2四半期より、第3四半期には割合為替が安定し、ドル立て負債の多い企業の元金や利子の返済負担が増大し、赤字企業が増えた」と説明した。

設備投資の指標にあたる有形資産の増加率は、第3四半期は0.53%で、前の四半期より0.51%下がっており、このうち製造業は、前の四半期より0.2%下がった0.36%を示した。



ssoo@donga.com