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大統領側近らに大量の勲章

Posted December. 27, 2007 03:01,   

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黄禹錫(ファン・ウソク)前ソウル大学教授の論文操作事態の時に共著者で論文に名前を載せ、事件展開の過程で物議をかもした朴基栄(パク・キヨン)前大統領情報科学技術補佐官が黄鳥謹呈勲章を受ける。

また、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領を支持する組織である参加政府評価フォーラムの代表を務める李炳浣(イ・ビョンワン)前大統領秘書室長は青条勤政勲章を、不動産政策の失敗責任を負って大統領府を退いた丁文秀(チョン・ムンス)前大統領経済補佐官は黄条勤政勲章をそれぞれ受ける。

政府は「国政運営に参加して国の社会発展に寄与した」と勲章授与の理由を明らかにしたが、大統領の側近らに対する任期末の「大量勲章授与」という批判が出ている。先立って、政府はいわゆる「記者室の閉鎖」を企画し主導した楊正哲(ヤン・ジョンチョル)大統領広報企画秘書官に紅条勤政勲章を授与した。

政府は26日、盧大統領の主催で大統領府で開かれた閣議で、朴前補佐官、李前秘書室長、鄭前補佐官、李貞浩(イ・ジョンホ)大統領市民社会首席など前職大統領府の参謀4人と長・次官経験者43人に勲章を与える敍勲を議決した。

勤政勲章は公職者に与える最高の栄誉の象徴として、青条は長官級、黄条は次官級、紅条は高位公務員(1〜3級)に与える。

千皓宣(チョン・ホソン)大統領府報道官は、同日の定例ブリーフィングで「長・次官および3級以上の高位公務員、政務職1年以上の勤務者らに勲章を授与する慣例によるものだ」とし、「金大中(キム・デジュン)政権の時までは6ヵ月以上の勤務者が対象だったが、現政権に入って1年以上に規定が強化された」と話した。千報道官は、「しかし、卞良均(ピョン・ヤンギュン)前大統領政策室長など不正に巻き込まれるか、社会問題をもたらした場合は除かれた」と話した。

朴前補佐官は2006年1月「黄禹錫事態」の時、黄前教授から幹細胞汚染事故の話を聞いてからも盧大統領に報告しなかった。研究員の卵子提供疑惑が明るみに出た時も「事実と違う」と報告しており、黄前教授の論文に共著者として名前を載せ、その見返りに研究費を集中的に与えたという疑惑も持たれた。しかし、盧大統領は昨年12月、朴前補佐官を大統領諮問政策企画委員に任命した。

千報道官は、朴前補佐官の勲章受勲の資格について、「検察の捜査で処罰事項がなかったし、全般的に功績事項があると思う」と話した。

李前室長は3月、秘書室長から退いた後、大統領政務特別補佐官を務め、盧寄りのグループを率いてきた。

鄭前補佐官は昨年「3・30対策」を立案するなど不動産政策を総括したが、住宅価格が急騰して市場が混乱に陷り、退いた。夫人名義で江原道鉄原郡(カンウォンド・チョルォングン)の農地680坪余りを購入してから放置し、投機疑惑にも巻き込まれた。



jin0619@donga.com