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バスケのオリオンス、言えない「李承鎏ジンクス」

バスケのオリオンス、言えない「李承鎏ジンクス」

Posted January. 10, 2008 05:39,   

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「来るなとは言えないし……」

プロバスケットボールチーム、オリオンスのある関係者は最近、李承鎏(イ・スンヨプ)の話が出るとため息をついた。ほかならぬ「李承鎏ジンクス」があるからだ。

よく知られているとおり、李承鎏(32・読売)はバスケットボールのファンだ。故郷チームであるオリオンスの大邱(テグ)体育館をよく訪ねる。オリオンスの金スンヒョン、金ビョンチョルとも親しいそうだ。

昨年12月27日、大邱(テグ)で会った李承鎏は、「読売の4番打者」というには意外にもとてもあどけなかった。試合が始まると、記者席の端にこっそり座った李承鎏は、オリオンスがリードされると、机を叩いて悔しがった。記者たちがもらう記録紙を几帳面に見たりした。バスケットボールに対する情熱はマニアレベルだった。

試合終了後にはコートに出て3点シュートを投げたりレイアップシュートをしたりしていたずらをした。フォームは良いとは言えなかったが、ゴールは結構入った。球団の関係者は「職員たちと一緒に、ボールを2度バウンドさせてゴールを入れる『ツーバウンド』で賭けをしたこともある。1000ウォンの賭けだったが、死に物狂いでしていた」と笑った。

しかし、オリオンスは、同郷のスターである李承鎏の訪問がありがたくない面もある。不思議なことに、李承鎏が来るたびに負けるジンクスがあるためだ。同日も、オリオンスは27点差で負けてしまった。

最近、金スンヒョンのカムバックで雰囲気反転に成功したオリオンスが、晩年最下位と李承鎏ジンクスを破ることが出来るか楽しみだ。



hic@donga.com