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ソウル国際マラソンに向けた「ウオーミングアップ」

ソウル国際マラソンに向けた「ウオーミングアップ」

Posted January. 29, 2008 03:04,   

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「野山を走って脚力を育てる」

30日、済州道西帰浦(チェジュド・ソグィポ)の東亜(トンア)マラソンセンターでは、第2回実業陸上連盟全国クロスカントリー大会(約8km)が開かれる。3月16日に開かれる08ソウル国際マラソン兼第79回東亜マラソンに出場するため、済州道でトレーニングしている男女実業選手約70人が、冬季トレーニングの一環で大挙出場する。

クロスカントリーは、野山の上り坂と下り坂、野原の一本道などを走る種目。脚はもちろん、腰、腹、背中などの筋肉と靭帯が強化され、マラソン選手には欠かせない冬季トレーニング種目だ。

マラソン選手たちがあまり鍛えない部位の筋肉と靭帯を強化し、負傷予防にも大いに役立つ。野山ではない平坦な野原を走るクロスカントリーは、長い距離を走った翌日に疲れを解消するため、約1時間30分軽くジョギングするようなトレーニングに利用される。

最近、マスターズマラソンのベテランたちは、インターバルトレーニングとクロスカントリートレーニングを並行している。

チェ・ギョンニョル韓国電力監督は、「クロスカントリー大会は、選手同士の競争よりトレーニングのために参加している。ウェートトレーニングやサーキットトレーニングなどで脚の筋肉を強化できるが、野山を走るだけでもマラソンに必要な力を育てることができる」と述べる。オ・ジェド・ソウル市役所監督は、「上り坂と下り坂が続く野山で息切れがしても耐え、他の選手に後れない能力を育てることができ、平地や下り坂ではリズムに乗ってレース感覚を身につけることができる」と話す。

国際陸上競技連盟(IAAF)は、毎年11月から翌年3月まで、10個のクロスカントリー大会を開き、マラソン選手たちが参加するようにしている。



yjongk@donga.com