Go to contents

「西海交戦」を「第2の延坪海戦」に名称変更

「西海交戦」を「第2の延坪海戦」に名称変更

Posted April. 09, 2008 07:06,   

한국어

国防部は8日、2002年6月29日に西海(ソヘ)北方限界線(NLL)近くの延坪島(ヨンピョンド)の海上で起きた西海交戦の名称を「第2延坪海戦」に変えることを決めたと明らかにした。

国防部の関係者は、「西海交戦が1999年に起きた延坪海戦と一緒に西海のNLLを死守した戦闘である点を勘案し、名称を『第2延坪海戦』に変更した」と話した。

今回の名称変更の背景について、国防部は、海戦の名称が地名と発生の順に従ってつけられてきた慣例や、辞書の意味、今年から西海交戦の戦死者に対する追悼式が政府主管の行事に格上げされた点などを総合的に検討した結果だと説明した。

このため今後は、1999年に勃発した延坪海戦は「第1延坪海戦」、西海交戦は「第2延坪海戦」と呼ばれるようになった。

別の軍関係者は、「死傷者がいなかった延坪海戦は勝戦で、多くの死傷者が出た西海交戦は敗戦という軍内外の誤った認識を改めるという側面も考慮した」と話した。

第2の延坪海戦は、2002年に西海上のNLLを侵犯した北朝鮮の警備艇が韓国海軍の高速艇に先制攻撃を行ったことがきっかけで発生した。交戦の過程で高速艇長であるユン・ヨンハ少佐とハン・サングク、チョ・チョンヒョン、ファン・ドヒョン、ソ・フウォン中士、朴ドンヒョク兵長など6人が戦死し、高速艇は沈没した。

その間、戦死した兵士らの追悼式は京畿道平沢(キョンギド・ピョンテク)の海軍2艦隊司令官の主催で行われてきたが、今年からは首相などが主管する政府行事に格上げされる。



ysh1005@donga.com