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財政部、油類税の追加引き下げを検討

Posted May. 30, 2008 03:01,   

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先週から軽油価格をガソリン価格より高く策定していた国内の精油各社が、今週からはさらに価格の差を広げている。政府は油類税の追加引き下げなどを含む対策作りを検討し始めた。

29日、精油業界によれば、GSカルテックス社は28日0時から軽油をガソリンより1L当たり60ウォン高い価格でガソリンスタンドに供給し始めた。これは先週、軽油とガソリンの価格差の30ウォンより2倍に増えたものだ。

Sオイルの両石油製品の価格差も先週10ウォンから28日は60ウォンに拡大しており、SKエネルギーも25ウォンから今週中に40ウォンに広げる計画だ。先週まででもガソリンと軽油価格に大差がなかった現代(ヒョンデ)オイルバンクも今週中に軽油が30〜35ウォン高くなるものとみられる。

一方、企画財政部(財政部)は政府の原油高対策が充分でないという指摘により、油類税の引き下げなどを含む原油高対策について検討することを明らかにした。財政部が、最近の原油高情勢と関連し、油類税の追加引き下げの可能性について言及したのは今回が初めて。

これによって今後、石油類、特に軽油に課せられる税金が一定部分引き下げになる可能性があるものとみられる。

また、自動車工業協会は軽油に対する油類関連税金の引き下げを求める建議書を財政部と知識経済部に提出した。

同協会は同日、建議書のなかで「軽油の消費者価格が今年5月基準で、ガソリン価格の98%水準に引き上げられ、当初、政府が発表した油種間の価格割合が大きく歪曲された」とし「消費者に油類費の負担を与え、産業活動にも大きな支障を来たしている」と主張した。



cha@donga.com higgledy@donga.com