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昨年度の政府事業、4つに1つが「不十分」判定

昨年度の政府事業、4つに1つが「不十分」判定

Posted June. 21, 2008 04:59,   

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昨年、政府予算で行われた事業の4つに1つは基準に満たないことが分かった。企画財政部(財経部)は、昨年、政府37省庁の275事業に対する評価を行った結果、24.4%の67事業が「不十分」または「極めて不十分」の判定をもらい、予算が削られるか事業が廃止されると20日明らかにした。これは政府業務評価委員会が、計画30点、執行20点、成果50点と分野を分けて評価を行った結果だ。

保健福祉家族部の老人養護施設の拡充事業は、昨年、執行率が34.7%に止まった上、首都圏に支援が集中され、「根本的な見直し案が求められる」と指摘された。

国防部の国防および軍事施設の移転事業は、昨年、苦情・訴訟・計画変更などで事業執行実績が52.7%に過ぎず、移転完了目標である8部隊のうち5部隊だけが移転した。

等級別では「極めて優秀および優秀」(80点以上)が17.8%、「普通」(60〜79点)が57.8%、「不十分および極めて不十分」(60点未満)が24.4%となった。06年の評価結果は、「極めて優秀および優秀」41.6%、「普通」55.0%、「不十分および極めて不十分」が3.4%だった。

財経部の関係者は、「優秀等級の基準を70点から80点へ引き上げて、不十分以下の基準を『50点未満』から「60点未満」へ変えてから、優秀の割合が減って、不十分の割合が増えた」と述べた。

分野別では農林部など15の省庁が属している経済分野が平均70.9点で最も高く、行政分野(69.1点)、社会分野(64点)が後を次いだ。

財経部は今回の評価結果を09年度予算の編成の際に反映する計画だ。優秀以上の等級は予算が拡大するが、「不十分」は予算が10%以上カットされる。「極めて不十分」は予算10%削減か事業の廃止が検討される。

07年度事業評価平均点数は68.2点で、06年の68点とほぼ同水準だった。



peacechaos@donga.com