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野党民主党が全ての常任委員会活動を拒否

野党民主党が全ての常任委員会活動を拒否

Posted December. 04, 2008 09:06,   

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野党民主党は3日、ハンナラ党が来年予算案の審査を強行したことに反発し、全ての常任委員会での活動に参加しないことを決めた。このため、予算案はもちろん、経済危機克服のための各種国民生活関連法案の処理が遅れるなど、国会の空転が予想される。

民主党は同日、ハンナラ党と自由先進党が、民主党が抜けたなかで予算決算特別委員会・係数調整小委員会を開いたことに反発し、幹事団緊急対策会議を招集し、同小委員会の審査を中止するまで、すべての常任委員会で活動を中断することを決めた。

同党の趙正錝(チョ・ジョンシク)院内スポークスマンは、「民主党は予算案について、成長率の下落幅を反映した再修正や富裕層に対する減税の撤回、地方財政の減少分や庶民保護対策作りなどを要求したが、政府は黙ったままで、ハンナラ党は一方的に係数調整小委員会を開いて審議を強行した」と主張した。

ハンナラ党はこれに対し、「野党発の国会空転」だと批判しつつ、国会日程を差し支えなく進めていく方針を明らかにした。ハンナラ党は、民主党が常任委員会への出席拒否を宣言した直後に国会で院内代表団会議を開き、このような方針を確認した。

洪準杓(ホン・ジュンピョ)院内代表は、「民主党が国政を諦めているが、我々まで国政を諦めるわけにはいかない」とし、「休みなしに常任委員会を進めても、年末までに法案の審査を終えられるかどうか分からない時点で、民主党の常任委員会活動拒否を受け入れるわけにはいかない」と述べた。



gaea@donga.com