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オバマ大統領、在韓米軍のイラク・アフガン派兵の可能性示唆

オバマ大統領、在韓米軍のイラク・アフガン派兵の可能性示唆

Posted November. 21, 2009 09:15,   

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バラク・オバマ米大統領が19日、京畿道平澤市(キョンギド、ピョンテクシ)の烏山(オサン)空軍基地を訪れ、在韓米軍の将兵に行った演説で、在韓米軍のイラクやアフガニスタンへの再配置の可能性を示唆した。

20日付の米軍機関紙「星条旗新聞」によると、オバマ大統領は演説で、「みなさんは戦争の時期に志願し、危険なところに配置される可能性がある。みなさんの中で多くの将兵はイラクで、一部はアフガンで勤務し、その他の一部は再び(イラクやアフガンに)配置される可能性がある」と述べた。

これに対し、数人の将兵は歓呼と拍手を送ったが、その他の将兵たちは沈んだ雰囲気だったという。このような反応が出たことについて、一部の将兵は、「(中東地域への)再配置の可能性を憂慮するためだ。将兵たちは、イラクやアフガンに行くことを望まないだろう」と話したと、同紙は報じた。

オバマ大統領のこのような発言は、ますます状況が悪化するアフガンとイラクに米軍を増派する決定を前に、在韓米軍を含むすべての米軍将兵に参加の必要性を強調したとみられる。韓米連合軍司令部の関係者は、「単なる原則的な発言に過ぎず、在韓米軍の兵力や部隊の中東地域の再配置の可能性を明らかにしたわけではない」と釈明した。

しかし、先月末、韓米例年安保協議会(SCM)に出席するために訪韓したマイケル・マレン米合同参謀議長が、在韓米軍将兵に中東地域の再配置の可能性を明らかにしたのに続き、米軍統帥権者が同様の趣旨と解釈される発言をしたため、解釈をめぐって意見が錯綜している。軍消息筋は、「米国がアフガン増派を本格的に推進する場合、韓米間の戦略的柔軟性合意により、海外に再配置する米軍部隊に在韓米軍の兵力が含まれる可能性がある」と話した。



ysh1005@donga.com