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米原子力空母「ジョージ・ワシントン」、7日にも西海に到着

米原子力空母「ジョージ・ワシントン」、7日にも西海に到着

Posted June. 02, 2010 07:13,   

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米国の原子力空母「ジョージ・ワシントン(CVN73)」が、来週初めにも西海(ソヘ・黄海)に到着し、韓国海軍と大規模な韓米連合対潜水艦演習を実施するという。

ある外交消息筋は1日、「米第7艦隊のジョージ・ワシントンが、母港の日本の横須賀港を5日頃に出港する予定だ。西海まで約2日かかるので、ジョージ・ワシントンは来週初めにも西海に到着し、韓国海軍と大規模な連合対潜水艦演習を実施できるだろう」と明らかにした。米国は、北朝鮮による海軍哨戒艦「天安(チョンアン)」沈没事件への対応措置として、米第7艦隊戦力を西海に展開し、武力示威を行うことを決めていた。

同消息筋は、「米国は、第7艦隊の戦力のうちどの戦力を送るのか悩み、北朝鮮への武力示威のために、核心戦力である空母を送ることを決めた。ジョージ・ワシントンのほかに、イージス巡洋艦やイージス駆逐艦、原子力潜水艦などが空母戦団を構成し、演習に参加する」と付け加えた。

韓米両国の軍は当初、6月末か7月初めに韓米連合対潜水演習を実施する予定だったが、計画よりも約1ヵ月操り上げた。これに対して、軍の内外では、天安艦事件の国連安全保障理事会への提起が差し迫っているうえ、国際社会の対北朝鮮制裁の動きが可視化している状況で、北朝鮮に圧力をかけるという意図と分析されている。

連合対潜水演習は、韓米両国の潜水艦を起動して追跡作戦を行い、追跡された潜水艦は侵略されたという意味で水面に浮上する形式で実施される。また、海上の射撃能力の向上のために、廃船舶を敵の艦艇と見なして、潜水艦から魚雷を発射する演習も実施されるもようだ。特に、駆逐艦などから水中の潜水艦を撃沈する爆雷投下演習も実施されると、軍関係者は伝えた。

ジョージ・ワシントンは、ニミッツ級の原子力空母6番艦で、92年に就役した。「海上軍事基地」と呼ばれるこの空母の飛行甲板の面積は、サッカー競技場の3倍の大きさで、艦橋までの高さは20階建のビルと同じ81メートルに達する。船室が約3300室もあり、乗組員約5600人が搭乗する。F/A18ホーネット・スーパーホーネット約90機と早期警報機(E2C)、ヘリコプターなどを搭載されている。



mhpark@donga.com