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ツイッターに「先輩、妻が入学査定官なの知ってるでしょ」とつづり波紋

ツイッターに「先輩、妻が入学査定官なの知ってるでしょ」とつづり波紋

Posted September. 14, 2010 07:55,   

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あるスピーチ教育会社代表が、ツイッターで知人に「妻が名門大学の入学査定官」だと書き込み、大学入試の特恵を約束するような発言をし、論議を呼んでいる。

スピーチ教育会社A社の金某代表は8日午後7時頃、知り合いの某放送局、Bアナウンサーにツイッターで、「先輩、もし延世(ヨンセ)大学の試験を受けるなら連絡下さい。私の妻が入学査定官なの知ってるでしょ。いい後輩を持ちましたね」というメッセージを送った。ネットユーザーは、この発言が書き込まれたツイッター画面をオンライン上に流し、金代表の発言を批判するコメントを書き込んでいる。元アナウンサーの金代表は最近、大学入試の面接の要領についてメディアに寄稿するなど、予備校関係者の間で認知度がある。

ネットユーザーは、金代表の発言に対し、「一体、どんな社会が公正な社会なのか」、「どんな恩恵を与えるというのか」、「入学査定官制を廃止しろ」といった非難のコメントを書き込んだ。金代表は話題になると、ツイッターから問題の発言を削除した。

問題が広がり、延世大学側は13日、金代表の妻である入学査定官に対し、全入試選考に関与できないよう、業務停止を下したことを明らかにした。入学処関係者は、「請託を受けた事実はないが、入試の公正性の毀損を防止し、入学査定官制の信頼を守るため、このような措置を取った」と説明した。

Bアナウンサーは、金代表の発言について、「出張に行っており、13日にソウルに戻った。業務が忙しく、金氏のコメントを読んでいなかった。金氏が放送界の後輩であることは確かだが、今回の書き込みは、私の意志とは全く関係のないものだ」と明らかにした。また、「息子が今回、延世大学に志願したが、入学査定官制の対象ではない」と話した。東亜(トンア)日報は、金代表の事務所や携帯電話に接触を試みたが、連絡が取れなかった。



coolup@donga.com