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安商守代表、「中国、韓半島統一の障害になるかも」

安商守代表、「中国、韓半島統一の障害になるかも」

Posted November. 03, 2010 07:54,   

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与党ハンナラ党の安商守(アン・サンス)代表は2日、「世界超大国に浮上している中国の存在は、韓半島統一に障害になる恐れがある」と述べた。

安代表は同日、ソウル中区太平路(チュング・テピョンノ)の韓国プレスセンターで開かれた韓半島先進化財団の国家戦略フォーラムでの講演で、このように話した後、「北朝鮮が、3代世襲のために中国に接近し、中国に隷属するのではないか心配だ。(北朝鮮に)急変事態が起きた時、北朝鮮が中国に隷属すればどうなるか」と憂慮した。さらに、安代表は、「韓国は南北の統一を望むが、北朝鮮住民が韓国に対し冷たくなれば、南北統一が難しいのではないかと心配する。(北朝鮮が)中国に隷属になろうとする場合、韓国は見ていられるだろうか」と付け加えた。

安代表は、北朝鮮の中国への隷属を防ぐための代案も提示した。安代表は、「北東アジア共同体を結成し、中国をその一員に引き込まなければならない。韓中日の自由貿易協定(FTA)を1日も早く締結させ、韓国が、日中間の仲裁者の役割をしなければならない」と述べた。そして、韓米同盟の重要性を強調し、「北東アジアで単一の覇権国家の登場を防ぎ、北東アジアの平和と繁栄の秩序を築く必要がある。このためにも、まず韓国自らが強くならなければならない」と強調した。

このような安代表の発言に対し、党内外からは、敏感な韓中外交関係を考慮して、もう少し慎重であるべきだったという指摘が出ている。国会外交通商統一委員会所属のある議員は、「与党代表が、中国が気分を害するかもしれない話を公の席でしたことは、不適切だ。与党代表なら、敏感な外交に対しては、外交当局に意見を伝えるにとどまり、内政に専念するのが望ましい」と指摘した。



gun43@donga.com