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口蹄疫予算が枯渇、政府非常金庫を開く

Posted January. 26, 2011 06:53,   

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政府が口蹄疫対策財源を調達するため、02年台風15号以後、9年ぶりに政府の非常金庫を開くことにした。慶尚南道(キョンサンナムド)まで拡散した口蹄疫のため、農林水産食品部(農食品部)の予算と予備費でも財源を賄うことが難しいからだ。

24日、企画財政部(財政部)と農食品部によると、牛と豚の屠殺処分や埋沒規模が同日現在、262万5553頭へ増え、1頭あたり平均100万ウォンと計算しても、屠殺処分の畜産農家への補償金だけでも2兆6000億ウォン程度が必要だ。

予算当局は残っている予備費1兆7000億ウォンはもちろん、国庫債務負担行為を通じた財源調達で1兆ウォンなど、合わせて2兆7000億ウォンぐらいを最大可用財源と推定している。

国庫債務負担行為は国家財政法に従い、災難・災害のような非常事態への対処のため、予算の追加確保なしに1兆ウォンの枠内で政府が借金できる制度だ。政府が補正予算を組む前に使える最後のカードだ。財政部の高官は、「02年、約9万人の被災者を出した台風15号以後初めて、政府が借金せざるを得ない状況に追い込まれている」と話した。



witness@donga.com alwaysj@donga.com