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三星、バイオ製薬事業に進出

Posted February. 26, 2011 10:17,   

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三星(サムソン)が、バイオ製薬事業を本格的に開始する。三星は25日、世界的なバイオ製薬サービス企業である米国のクインタイルズ社と資本金3000億ウォン規模の合弁会社を仁川松島(インチョン・ソンド)に設立する計画を明らかにした。この合弁会社は、三星電子が40%、三星エバーランド40%、三星物産10%、クインタイルズ社が10%投資する。

合弁会社は、バイオ製薬の分野で最も早く事業化が可能なバイオ医薬品生産事業(CMO)をまず推進する計画だ。今年7月までに、バイオ医薬品生産プラントの建設を開始し、2013年前半から本格的に稼動して、がんや関節炎の治療用バイオ医薬品を年間約600キログラム生産する予定だ。ほとんどが海外に輸出される。建設予定のプラントは、3万リットル規模の動物細胞培養機を備えた超現代式施設になる予定だ。人材は、まず三星関連会社で公募し、海外の専門家や国内外のバイオ関連大学の卒業生を選抜して、300人以上の規模で運営される。

三星新事業推進団の金泰漢(キム・テハン)副社長は、「合弁会社は、三星バイオ製薬事業の第一歩だ。これと共に、バイオシミラーの開発も推進し、2016年にはバイオシミラー製品を本格的に生産する予定だ」と述べた。



sublime@donga.com