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口蹄疫、8日ぶりに蔚山で発生

Posted February. 28, 2011 08:49,   

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しばらく小康状態を示していた口蹄疫が27日、蔚山(ウルサン)で発生した。これは1週間ぶりの新規発生で、蔚山はこれまで口蹄疫が発生しなかった地域だ。高病原性鳥インフルエンザ(AI)も3件が相次いで発生した。農林水産食品部は、蔚山蔚州郡三南面象川里(ウルサン・ウルジュグン・サムナムミョン・サンチョンリ)の豚農場の口蹄疫疑心申告が陽性と判明したと、27日発表した。口蹄疫が新たに発生したのは19日の忠清南道泰安(チュンチョンナムド・テアン)以後8日ぶりのことだ。

豚178匹を飼っているこの農場は5日、ワクチン1次接種を完了し、2次接種を控えていた。防疫当局は、「予防のため当該農場の豚を全て屠殺処分する一方、半径3キロ以内の豚に対して移動制限措置を取った」とし、「当初28日に予定されていたた蔚山地域2次接種を27日までに終えた」と説明した。これで口蹄疫による屠殺処分規模も牛15万余匹、豚328万余匹など、計344万2165匹へ増えた。

一方、2月に入って京畿道(キョンギド)地域だけで4件が発生したAIは25日、京畿道驪州(ヨジュ)、26日全羅南道潭陽(チョルランムド・タムヤン)、慶尚南道梁山(キョンサンナムド・ヤンサン)で相次いで発生した。慶尚南道でAIが発生したのは初めてであり、全羅南道は37日ぶりの発生だ。

防疫当局の関係者は、「AIは発生初期、全南で拡散したが、2月に入って京畿一帯でのみ間欠的に発生する様相を見せてきたため、連続的な発生に戸惑っている」とし、「発生農場に対する屠殺処分を完了しており、鴨孵化場、飼料車両などを通じて感染したものと推定されるため、正確な疫学調査を行っている」と話した。同日までAI発生地域は6つの道に21の市郡、屠殺処分の規模は593万6336匹に集計された。



alwaysj@donga.com