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「仏の韓流ファン、軽く10万は超える」 文化部長官が熱狂ファンと懇談

「仏の韓流ファン、軽く10万は超える」 文化部長官が熱狂ファンと懇談

Posted June. 04, 2011 03:06,   

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「皆さんがK−POPの公演をもっとしてほしいとデモをした方々ですね。放っておけないので救済に来ました。ハハ」(鄭柄国文化体育観光部長官)

「K−POPだけに熱中しているわけではありません。私たちは、韓国文化全般に本当に熱狂しています。ハハハ…」(「コリアン・コネクション」マクシム・パルセイ会長)

2日午後(現地時間)、パリの駐フランス韓国文化院では、鄭長官とフランスの韓国文化ファンクラブ「コリアン・コネクション」のメンバーとの懇談会が開かれた。懇談会は、5月1日にコリアン・コネクションがSMエンターテインメントのパリ追加公演を求めるフラッシュモブ(不特定多数が人々があるテーマで突如行う集会)を行ったのがきっかけとなった。これを注視した鄭長官が、彼らとの対話を通じて韓流ブームの拡散案づくりに乗り出したのだ。国会文化体育観光放送通信委員会所属の田炳憲(チョン・ビョンホン)民主党議員、安亨奐(アン・ヒョンファン)ハンナラ党議員も参加した。

懇談会の間、笑いが途切れず、和気あいあいとした雰囲気だったが、コリアン・コネクションのメンバーは、「外国人が韓国文化を楽しむには改善する点が多い」と手厳しい指摘も忘れなかった。サンドリン・スー・ジェスリンさんは、「韓国歌手の公式ファンクラブに外国人が入ることができない点は問題だ」と指摘した。ジェスリンさんは、腕に「東方神起」、「スーパージュニア」と書いた入れ墨を彫るほどK−POPの熱狂的なファンだ。

パルセイ会長は、「韓国のドラマや歌謡を正当な方法で楽しみたいが、有料でダウンロードできる方法が不十分だ」と指摘した。パルセイ会長は、このためにフランスの韓流ファンは仕方なく不法ダウンロードに依存していると伝えた。パルセイ会長は、K−POPグループの中でビッグバンが一番好きだと言い、その場で鄭長官にビッグバンのパリ公演を成功させることを願い、約束を取りつけた。

メンバーが伝えるフランスの韓流ブームは想像以上に熱かった。彼らは、10、11日に開かれるSMタウンの公演にも大きな期待を寄せた。教師のカロリン・ブーレイさんは、「SM公演の最も安いチケットの価格が約110ユーロ(約17万ウォン)でとても高いが、すぐに売り切れたのを見ると、フランスの熱狂韓流ファンは10万人は軽く超えるだろう」と予想した。隣にいた会員は、「違う、多分13万人にはなるだろう」と話した。

韓国文化の魅力について、彼らは、「伝統文化が生きている」という点を高く評価した。セールスマネジャーのコラリー・ピノーさんは、「バスで老人に席を譲るなど、フランスがなくした美徳が韓国には生きているのが長所のようだ」と診断した。

このように、K−POPに「熱狂する」コリアン・コネクションの会員に、鄭長官は韓国に招待すると約束した。来年、アイドル歌手の無料公演であるドリームコンサートに彼らが観覧できるようにするという。また、各国で開かれるK−POPコンテストの優勝者の決勝戦を韓国で開くと主張した。メンバーは、韓国語で「とても良い考えだ」と喜んだ。

いっぽう、懇談会の前に駐フランス韓国文化院では、韓流拡散の前進基地の役割をしている欧州、アフリカ、中東の16ヵ国の韓国文化院・文化広報館長会議が開かれ、韓流の活性化案が話し合われた。鄭長官は同日、外圭章閣(ウェキュジャンガク)図書を発見した在フランス書誌学者の朴ビョンソン博士に会い、感謝状を渡した後、11日に開催される外圭章閣図書返還記念行事に出席するよう要請した。



bluedot@donga.com