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韓国軍、西海防衛で誘導弾高速艦10隻を導入

韓国軍、西海防衛で誘導弾高速艦10隻を導入

Posted July. 13, 2011 06:50,   

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軍当局が、西海(ソヘ)上の北方限界線(NLL)と西北島嶼の防衛に向け、最新鋭の誘導弾高速艦(PKG)を当初の計画より10隻増やして配備する案を推進中であることが確認された。

12日、韓国軍筋によると、軍は当初、老朽化した海軍チャムスリ型高速艇(PKM)に代わって西海5島の防衛力を強化するために、2016年までに2兆4000億ウォンを投入して誘導弾高速艦24隻を導入する計画だったが、最近、導入量をさらに10隻増やす案を推進している。

これは、北朝鮮が、白翎島(ペクリョンド)からわずか約50キロしか離れていない黄海道(ファンヘド)の高岩浦(コアムポ)基地に約70隻規模の空気浮揚艇停泊基地を完工するなど、西海5島を狙った軍事的脅威が深刻化しているという軍首脳部の判断によるもの。最高時速80キロ以上で、NLLを越えて奇襲侵入する北朝鮮の空気浮揚艇を阻止するには、駆逐艦や哨戒艦よりも図体は小さいが強力な機動性と火力を備えた誘導弾高速艦が最も適格であるという考えからだ。

軍筋は、「誘導弾高速艦は、北朝鮮が西海地域に集中配備した警備艇や魚雷艇、誘導弾艇などの小型艦艇を遠距離から効果的に攻撃でき、効用性が高い」と述べた。また、導入して約20年が経過したチャムスリ型高速艇の老朽化が予想より早く進行したため、後続戦力の空白を防ぐという意図もある。

誘導弾高速艦はこれまで計7隻が製造され、1〜6番艦は2002年6月の2次延坪(ヨンピョン)海戦で死亡したユン・ヨンハ少佐ら戦死者6人の名前をつけた。1番艦のユン・ヨンハ艦は、2009年6月から海軍第2艦隊に実戦配備され、西海防衛の任務を遂行中であり、残りの6隻は性能テストを受けている。



ysh1005@donga.com