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シュワルツェネッガー氏、キム監督のハリウッドデビュー作で復帰

シュワルツェネッガー氏、キム監督のハリウッドデビュー作で復帰

Posted July. 13, 2011 06:50,   

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「I‘ll be back(映画ターミネーターの台詞)」

家政婦との不倫でトラブルに巻き込まれたアーノルド・シュワルツェネッガー元米カリフォルニア州知事(写真)が映画の台詞のように映画界にカムバックする。キム・ジウン監督のハリウッドデビュー作の「ザ・ラスト・スタンド(The Last Stand)」が復帰作になると見られる。

米放送芸能専門雑誌の「エンターテインメントウィークリー(EW)」は11日、「シュワルツェネッガーが演技活動の中断を宣言して2ヵ月も立たずに、スクリーンに復帰する」とし、「同氏は9月からキム・ジウン監督の古典西部映画の撮影に入る」と報道。来年封切られるこの映画でシュワルツェネッガーは、メキシコの麻薬犯罪組織に立ち向かって国境地域の小さな村を守る保安官役に扮する。これについて、シュワルツェネッガー側の報道官と製作会社のライオンズゲートは公式の立場を発表していない。キム監督は現在、映画製作問題を協議するため、米国に滞在している。1998年、「静かな家族」でデビューしたキム監督は「薔花紅蓮(チャンファ、ホンリョン)」「甘ったるい人生」「ノムノムノム」など、独特でありながら大衆性のある映画で注目を受けた。キム監督は、昨年「悪魔を見た」を製作した後、ハリウッドデビューを進めてきた。

政界を離れてからはまた演技をしたいと話してきたシュワルツェネッガーは、クリント・イーストウッドの経歴を自分のロールモデルと言ってきた。EWは、「たしかに、未来のサイボーグキラーとしてのイメージが強いシュワルツェネッガーは、西部映画のジャンルに適合しているのかもしれない。しかし、スキャンダルを起こした彼の映画界への復帰を観客が受け入れる準備ができているかは未知数である」と伝えた。

シュワルツェネッガーは5月、家政婦との間で14歳の隠し子がいるという事実が知られてから、馬をトレーニングさせる調練師の役割を描いた映画「クライ・マッチョ」や自分をロールモデルにしたアニメシリーズ「ガーバネーター」の声の出演などの活動を中断した。



spear@donga.com